月別アーカイブ: 2012年9月

お子さんの矯正治療について

最近の子供の傾向として背が高く、足は長く、小顔になったといわれています。 しかし、あごの骨 が小さくなっても歯の数や歯の大きさが変わらないため、歯が正しい位置にどうしても生えることができず、かみ合わせや歯並びが悪いお子さんが増えてきました。 お子様に勧める矯正治療とは、乳歯と永久歯が混在している時期に行う治療です。 あごの成長や 歯の生え変わりに合わせて治していく事が出来るため、大切な永久歯を抜かずに治療できる可 能性もあり、装置も簡単なもので済み、費用も安くなる場合が多くあります。 最近の子供に多い傾向として、”態癖”が多いことがあげられます。 態癖とは歯並びやお口の機能に悪影響を及ぼすクセ(癖)のことを指します。 頬杖、うつぶせ 寝のような状態で常にいることで、歯やあごに強い力がかけられ、簡単に体のゆがみや歯 の位置の移動が起きてしまうことは長年の研究から明らかになっています。 態癖をやめる 事でお口や全身の健康を守ることが出来ます。 八重歯や出っ歯など、一人一人お口の状況は異なります。 そのため当医院は、お子様にとっ て最適な治療法のプランを立てるため、専門的な検査、分析を行いながらお口の状況を見 せていただき、矯正治療の方法、装置の種類、治療期間や費用など、気になる点、不安な点な どをすべてご説明いたします。 お気軽にご相談ください。

針と糸

皆さん歯を抜いた時などに縫った事はありますか? この時使うのが針と糸です。針と糸は主に手術の時に使います。 歯を抜いたとき、歯ぐき・インプラントの手術をした時に傷口を開きっぱなしにするとそこにばい菌が 入り込んで炎症を起こしたり歯ぐきの形が悪くなったりしてしまいます。 その為に針と糸を使って縫い合わせていきます。 五條歯科医院では3種類の針と糸を使用しています。 1つ目、針と糸が別々になっている物(保険で使用) 針と糸が別々になっていると、針に糸を通す穴がありそこの部分が 大きいので縫い合わせる所に手術部以外に傷を作ることになります。 2つ目、針と糸がくっついている物(一般で使用) 縫い合わせるとき、針を通す面積が少ないので保険で 使用している物より歯ぐきを傷つけないですみます。 3つ目、針と糸がくっついている物で糸がナイロン製の物(一般で使用) ナイロン糸付針を使用すると針を通す面積が少ないのと、 ナイロン製なので汚れが付きにくいのです。 汚れが付きにくいと言うことは、術後の痛みが軽減されます。 しかし、ゆるみやすいと欠点があります。 この3種類以外にも色々な針や糸がありますが、 私達はこの3つを患者さんの状況に合わせて使用し ています。

メンテナンスの根拠 〜健康LIFEへの道〜

皆さんは、歯ブラシしているのに「むし歯は出来る!」「歯が抜ける!」なんで?? と不思議に思ったことはありませんか。 お口の中の温度は約36度、湿度100%で「細菌」にとっては絶好の繁 殖場所です。 歯に付着する「細菌」の量は、大便の約3倍に上るとも言われています。(びっくりですよね!) そこに食べ物が毎日送り込まれるわけですから、歯ブラシをしなかったり、して いるのに上手に汚れが落とせていないと・・・。 もちろんお口の中の食べかす は腐って行きます。夏のこの時期、食べ物を水につけ一週間も炎天下に放置し たらどうなりますか??腐って、悪臭を放ちだすことでしょう。 ありえない・・と皆さん思うでしょうが実際に皆さんのお口の中で起こっている現象です。 なかなか目で見ることが出来ない!自分では完璧に落とすことが出来ない! など、出来ない理由は沢山ある と思います。しかし、それを理由に放置したらどうなりますか?? 人間「細菌」を持っていない人はいません。 お口の中に病気(むし歯、歯周病、歯肉炎など)を持っている人はもちろんですが、まだ病気を持っていない人も、 「腐った食べ物」や「大便の3倍の細菌」がお口の中にいたらどうなりますか?? 病気になるもの「時間」の問題です。 むし歯、歯周病、口臭だけでなく、糖尿病などの全身的な病気も引き起こす 可能性があります。 定期的なメンテナンスをすることは、これらの「病原菌」を取り除き、病気を防ぐだけでなく、 綺麗になること「爽快感」や「審美的満足」も手に入れることが出来ます。 今年も残り3ヶ月、お口の中のお掃除にも目を向けてみませんか???

歯がある豊かな生活を送るために

積極的な予防が歯がある豊かな生活につながります 私たちは、むし歯予防先進国スウェーデンの予防方法を開業当初から取り入れてきました。 1治療(削る、抜く)よりもメンテナンス(観察する)を重視する。 2フッ素塗布を積極的に行い、食事などの生活習慣を見直す。 3治療の経過や医療情報を積極的に提供する 歯は一度悪くなると、必ず以前より悪くなっていきます。 悪さが増していく事で医療費もかかっていきます。 歯を守ることは、 あなたの生活を守ることにもつながります。 もしも、あなたの隣に、私たちの考えに賛同してもらえる方がいましたら、ぜひ紹介していただけませんか。 私たちは、歯の予防を通して皆さんが豊かになれることが喜びです。

日本人の一生にかかる医療費を減らす方法

「来る患者さんに豊かになってもらいたい」 これは私たちの変わらぬ考えです。 そして豊かさを実感できる人を増やしていきたいと常に考えています。 日本人の一生にかかる医療費2500万円 減らす方法を私たちは知っています 実は、日本では1970年からむし歯の本数は変わっていません。 欧米、特に北欧ではむし歯の本数が減っているにもかかわらずです。 因みにこの間に歯医者の数は急増しています。 これは何を意味するのでしょうか? ①治療法が間違っていた ②歯医者が増えすぎて、削らないと儲からなかった ③通っていなかった患者さんが通ってくれるようになった ④政府と歯科医師が本当のことを患者側に伝えなかった どれもが正しいと思います。 むし歯にならない方法を私たちは知っています 一般的なむし歯になる経緯を見てましょう。 6歳ぐらいに初めての永久歯が生えてきます。 しかし、乳歯のころに歯の予防を親子ともども習っていないので、出てきた時にはむし歯になりやすい環境が整っています。 7歳ぐらいには、永久歯が外に完全に出ます。すでにむし歯が歯の中まで進んで、削らなくてはいけません。 12歳ぐらい。まったく環境は変わらず、詰めただけなのでまたむし歯になります。 今度は、もう少し大きい詰め物です。 20歳ぐらいには、むし歯が神経までいってしまいました。相変わらず、むし歯になりやすい環境が整っているからです。今度は被せ物です。 45歳ぐらい。何度か外れるのを経験したのち、むし歯が歯の根の方まで進んでしまい、治療が不可能になります。抜歯です。 この連鎖反応をとめない限り、金沢区の、日本のむし歯の数は減りません。 歯が減っていって入れ歯になることは、食事もしずらい、しゃべりにくい、歳を感じさせる、 どれをとっても豊かさとは程遠いことになります。

タバコの害〜健康LIFEへの道〜

健康日本21の調査では、「喫煙の健康に対する影響」に関する国民の知識として、 肺がん、喘息、気管支炎、心臓病、脳卒中、胃潰瘍、妊娠への影響、歯周病の8つが取り上げられましたが、歯周病に関する回答率は27.3%と8項目注の最下位でした。 では本当にタバコはその関心や知識と相関して歯周病を含めた口腔への影響は少ないものなのでしょうか? 喫煙による肺がん死亡率は約4.5倍と報告されていますが、口腔、咽頭癌による死亡率も3倍です。 歯肉や舌、頬粘膜などに生じる癌も明らかに増加していることが解ります。喉頭癌ではなんと32.5倍を示しています。 歯周病は歯茎からの出血や歯がグラグラし進行すれば歯が抜けてしまう病気で、成人の80%以上がかかっています。喫煙はこの歯周病に関しても重篤な悪影響を与えています。このグラフでも喫煙本数が多いほど歯周病が悪化していることが解ります。さらに喫煙者は治療効果が悪く、再発傾向も高くなります。 喫煙が歯周病に影響を与える理由としては 1.タバコの成分であるタールが歯周病の原因である歯垢の沈着を促す。 2.タバコの成分ニコチンが歯肉等の血管を収縮させて血流を悪くする。 3.タバコの成分が白血球を刺激して局所の炎症を悪化させる。 4.歯肉にある細胞の機能を低下させる。 などがあげられます。 そのほかにも喫煙は口臭の原因や、歯肉の着色の原因にもなります。 また、タバコによる弊害は喫煙者自身だけではなく、周囲の人(受動喫煙者) にも悪影響をおよぼします。受動喫煙者に対する悪影響は肺がんで1.95倍、狭心症や心筋梗塞においては 1.25倍の高まると報告されています。 以前のタバコのパッケージの表示は「健康のため吸い過ぎに注意しましょう」といった内容でしたが、 現在では「喫煙はあなたの周囲のひとを傷つける」といった内容の注意書きも見られます。 自身の健康、家族の健康のためにも、喫煙(タバコ)について考えてみてください。

根っこの治療の成功率を上げたい!!

ラバーダム防湿 今回は地道な治療の歯の神経の治療の話です。 口の中にはきれいな人で約2000億匹のばい菌がいます。(単純に1mlのつばには1億匹のばい菌と大学では習いました。)1gの大便には約100から1000億匹のばい菌がいる事からも、口の中がいかに汚いかがわかると思います。 さて、そんな中での治療ですから神経を使わない訳ありません。その中でも気を使うのが歯の神経の管の治療(根管治療)です。 歯の神経の管は、大変細かく網目のような構造をしています。(図1)さらには根の先に行けばいくほど細くなり、治療の器具が到達できません。だからこそ、根の管の中にばい菌を入れてしまうと治療が長引いたり、痛みが出てきたりします。 (図1) そこで、活躍するのがラバーダム防湿です。(図2) ラバーダムは、根管治療中に根管内に細菌が進入するのを防ぐために非常に重要です。 細菌が進入しなければ根管治療が成功する確立が高くなるのです! また、根の中のお掃除に使う器具の誤飲防止にもつながります。