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妊婦歯科健診のおすすめ

妊娠中は、女性ホルモンの分泌量の変化が誘因となり、特定の歯周病原因菌が増え、その結果歯肉の腫れや出血が多くみられることがあります。また妊娠中は、悪阻による嘔吐などで口腔内が酸性になりやすくなることから、いつも以上に歯磨きが重要になってきますが、歯ブラシを口に入れることさえ苦痛となることから、充分な歯磨きが出来ないという人もいます。この場合、いつも口の中がネバネバして、口臭が気になるというお悩みも耳にします。しかしながら、妊娠中であってもお口の中のメインテナンスをしっかり行わないと、様々な口腔内疾患が進行してしまう可能性があります。妊娠中の歯周病の悪化は、早産や低体重児出産のリスクが高まると言われています。生まれてくる赤ちゃんのためにも、むし歯や歯周病からお口を守ることがとても大切です。

横浜市では、毎年1万人を超える妊婦さんが歯科健診を受けられています。五條歯科医院は、横浜市の妊婦歯科健診実施医療機関に指定されておりますので、区役所で母子健康手帳を受け取られた際に同封されている「妊婦歯科健診受診券」をご持参いただければ、妊娠期間中に1回、無料で歯科健診を受けることが出来ます。また、この歯科健診で口腔内にトラブルが見付かった場合、ご体調に合わせた治療を行い、マタニティライフをサポートいたします。先輩ママスタッフも多く在籍しておりますので、安心してご来院ください。

ヘルスケア(健康管理)のための歯科であるために

これまで歯科で考えられてきた「歯のためのヘルスケア」とは、「むし歯をつくらないこと」「歯周病を発症させないこと」であり、歯を残すという最終目標のためにメインテナンスを行うという考え方でした。しかしこの考え方では、患者さんが歯科医院に通えなくなってからのことは考慮されていません。実際、超高齢社会となった現代では、歯科でのそうした取り組みだけでは、QOL(生活の質)の向上に大きく貢献しているとは言えないのが現状です。

近年、私たちの「寿命」は延び続け、今では人生90年に手が届こうとしています。しかし一方で、自立した生活を送れる期間である「健康寿命」は、男性で約9年、女性で約12年も短いことがわかりました。これは、支援や介護を必要とする期間が平均で9~12年もあることを示しています。つまり、長い人生でいつまでも元気に過ごすためには、健康寿命を延ばすことが重要なのです。

私たちの生活は歯科医院の来られなくなってからも続いています。ヘルスケアで考えるべきことは、地域でその人がいかに健康で暮らせるか、そして、いかに良い看取りを迎えられるかだと思われます。

そのためには・・・

介護予防 認知症予防が重要

そのためには・・・

適度な運動を行い、口からしっかりと栄養を摂ることが必要

そのためには・・・

歯がなるべく多くあった方が良い(介護予防前予防)

だから結果的に・・・

メインテナンスにより、むし歯をつくらせない 歯周病を発症させない

私たちは、「歯のヘルスケア」から発想を逆転させ、「ヘルスケアのための歯科」を意識し、皆さんの一生関わりサポートできる場をご提供したいと思います。

ご来院中も、そして訪問歯科としても、常に患者様のお力になれることを提案していきますので、五條歯科医院までお気軽にご相談ください。

 

 

歯ブラシの豆知識

こんにちは、五條歯科医院で受付を担当しております日比と申します。皆さんは、毎日なにげなく使っている歯ブラシはどのように作られているか知っていますか?

歯ブラシは用毛(ナイロン)、平線(下の写真の四角い小さな部品)、柄という、主に3つの部品でできています。用毛を2つ折りにしてヘッドに開けられた穴に差し込み、その真ん中に穴より少し大きな平線を挟んで柄に打ち込み、毛が抜けなくなるようになっています。

 

 

 

 

次に市販の歯ブラシと歯科専用の歯ブラシの違いをお話しします。市販の歯ブラシは、一般の人が自分なりの使い方をしても、ある程度までプラーク(歯垢)を落とせるように設計されています。ブラシ部分が口の中でぶれないよう、グリップには滑り止めがついているものも多く存在します。また、色々なニーズに応えられるよう、ヘッドの大きさも様々です。

一方歯科専用歯ブラシは、歯科衛生士が指導し易く、また歯科衛生士の適切な指導を受けた方であれば、市販の歯ブラシに比較してプラークをより効果的に落とせるように設計されています。

以上のように、歯ブラシには色々な用途や種類があります。歯ブラシ選びや歯の磨き方でお悩みの方は、お気軽に五條歯科医院までご相談ください。

 

 

抜歯後早く治すためには

歯を抜いた部分に食べかすが詰まって取れない・・

詰まったままの食べかすは、どうなるのだろうと疑問に思ったことありませんか?

気にして舌や指で触ったり無理に食べかすを取ろうとしてしまうと

抜いたところの傷口は血の塊(血餅)を作って治っていきます。その血餅はカサブタの役割をしているのでカサブタが作られず、なかなか治らなかったり菌が入ってしまって感染を起こしてしまいます。ですので、食べかすを無理に取ろうとしなくても人間の身体は、排出、吸収、をしてくれるので詰まったままでも問題ないのです。

治りを早くするためにも触らないでおくのが一番です。

 

ニキビと歯科金属アレルギーの関係を知ろう

みなさんはニキビができたことはありますか?

炎症性皮膚疾患であるニキビは、顔面や胸背部の毛包や脂腺系で起こる脂質代謝異常で、角化異常、細菌の増殖が原因で起こります。そしてこのニキビは、睡眠不足、栄養バランス、乾燥、ホルモンバランス、金属アレルギー、冷え、ストレスなどが複雑に関与し発現することが知られています。

歯科とニキビとは、一見関係のないように思えます。しかし、歯の詰め物に金属材料を使用することがあるので、金属アレルギーという点で関係しています。

この歯科用金属によるアレルギーは、歯科治療後すぐに症状が現れるとは限らず、何年も経過してから突然発症することもあるため、ニキビの原因が歯科金属アレルギーとは気が付かない方も多いようです。

歯科金属アレルギーの発現機序としては、まずお口の中の金属が唾液で溶け出し金属イオンとなり、これが体内でたんぱく質と結合し、新しいたんぱく質を作ります。この新しいたんぱく質が異物とみなされると、免疫が過剰反応することでアレルギー症状を引き起こします。アレルギー症状はニキビの他にも、手足の皮がむける、舌が白くただれる、味覚異常、口内炎、口唇炎、頭痛、肩こり、立ちくらみなどがあります。

歯の詰め物とはいえ、大切な体の一部となるものです。治療中に詰め物などの材料が必要となる場合は、慎重にご自身に合ったものを選択する必要があります。(歯科金属アレルギーが疑われる場合、かかりつけ皮膚科等での正確な診断、原因となる金属の検索が必要です)

五條歯科医院ではそれぞれの患者様に合った歯科材料の提案や、選択のお手伝いをしております。お気軽にご相談ください。

シーラント

子どもの歯を虫歯から守る方法を知っていますか?

フッ素は皆さんご存知だと思いますが、予防処置のひとつとしてシーラントというものがありますが、ご存知ですか?

シーラントとは、乳歯・永久歯の奥歯の溝をあらかじめ埋めて、虫歯の原因となる細菌が繁殖しないようにする処置です。治療ではなく予防処置のひとつになります。薬剤で虫歯予防をするフッ素とは違い、シーラントは物理的に歯の溝を覆って虫歯の予防をします。

子どもの場合、一人では充分に歯磨きをすることが出来ないことも多いので、シーラントをすることで虫歯予防の効果は高くなります。シーラントは、既に虫歯になっている歯には行えません。従って、歯が生えたら早めに処置をしてもらいましょう。永久歯は前歯の裏に溝があり、ここに汚れが溜まりやすいので前歯にもシーラントをすることがあります。

シーラントを行うタイミングは以下の通りです。

・4~5歳ころ:乳歯(奥歯)

・6歳ころ:6臼歯

・7~8歳:永久歯の前歯

・9~12歳:永久歯の奥歯

虫歯のリスクが高いと考えられる方の場合は、乳歯では4~5歳より早めに行うことがあります。

虫歯予防調査では、シーラントをすることにより、約66%もの歯が虫歯にならなかったとの報告があります。また、シーラントと共にフッ素を併用することで、より高い予防効果が期待できるでしょう。

大切なお子様の歯を虫歯にしないためにも、早めに歯科医院を受診し、予防処置を含めて診てもらうことをお勧めいたします。

電動歯ブラシとその選び方

最近では様々な電動歯ブラシが販売されており、どれが自分に合っているものなのか探すのが大変だと思います。私たちは一言で「電動歯ブラシ」と言いますが、実際に電動歯ブラシは、①高速運動歯ブラシ、②音波歯ブラシ、③超音波歯ブラシの3つに大別されます。

1.高速運動歯ブラシ

ヘッドが機械的に往復・回転するタイプです。

・1分間に2,500~7,500回以下の振動数(約41.7Hz~125Hz)

・内蔵されたモーターがヘッドを動かす

・使用時には手を動かさないものが多い

2.音波歯ブラシ

回転式モーターではなく、リニアモーターによる音波振動でプラークを落とすタイプです。

・リニアモーターがヘッドの高速振動(毎分約3万回)を発生させる

・周波数は20Hz~2MHz

・高速振動で起こる液体流動力によって細かい泡が発生し、歯周ポケットのプラークを洗浄する

3.超音波歯ブラシ

手動と周波数の高い超音波でプラークを落とすタイプです。

・ブラシ部分に超音波振動素子を装備

・周波数は1.6MHz以上

・超音波が細菌の連鎖(細菌がお互いにくっつき合うこと)を破壊するといわれる

・振動は毛先までいきわたらないので、手用歯ブラシと同様に軽く小刻みに動かす必要がある

皆さんが気になるのは、どの歯ブラシが一番汚れを落とせるのかということだと思います。実は、手磨きと3種類の電動歯ブラシとで、人工プラークの落ち方を比較した実験データーがあります。結果は、手磨き>高速運動歯ブラシ>音波歯ブラシ>超音波歯ブラシ、の順にプラーク除去効果が高くなりました。つまり手用歯ブラシを上手に使えるのであれば、あえて電動歯ブラシにする必要はないと考えられます。

電動歯ブラシを特にお勧めしたいのは、関節リウマチの症状がある方など、もともと手用歯ブラシをうまく動かせない人や、自分ではブラッシングができず他者の補助や介助が必要な人です。また歯周病の方には、音波・超音波歯ブラシは歯肉のマッサージ効果を得られるためお勧めです。

上記以外の方でも手磨きに自信がない方は、電動歯ブラシの使用を毎日のケアに取り入れるのも良いことだと思われます。ただ注意して頂きたいのは、「電動歯ブラシを使えば適当に磨いても大丈夫」とか「電動歯ブラシを使いさえすれば虫歯になりにくい」ということではないということです。手磨きでも電動歯ブラシでも、ブラッシング方法をきちんと習得することが大切です。電動歯ブラシの使用についてご不明な点がある方は、ぜひ五條歯科医院へお気軽にご相談下さい。

金属アレルギーの方への歯科治療

 

本来免疫反応は、体の中から有害な病原体を排除するためのものですが、その反応が過度になり、身体組織の傷害や疾患を引き起こす場合に、”アレルギー”という言葉が使用されます。アレルギーの症状は、皮膚や口腔粘膜など多種におよび、その原因物質は「アレルゲン」といいます。アレルギー疾患の中で、アレルゲンが金属である場合、金属アレルギーということになります。日常生活の中では、金属製品に触れる機会が大変多い為、アレルゲンとなる金属の種類を特定することは困難です。また最近では、歯科治療で使用される金属材料が原因で生じるアレルギー性接触皮膚炎も問題となってきています。

これらのことから、今回は歯科における金属アレルギーの方への治療の進め方について簡単にご紹介します。歯科で用いる金属材料がアレルゲンであると疑われる患者様へは、通常、以下の1~5の順に診察・診療を進めていきます。

  1. 金属アレルギー傾向を問診します。この段階で金属アレルギーかどうか判断がつかない場合は皮膚科医への受診を勧めることもあります。
  2. パッチテストをおこない、原因となっている金属の種類を特定します。
  3. お口の中を確認し、どこに原因となる金属が入っているかを診査します。この後、歯科医師がどのように治療を行うか計画をたて、患者さんにご説明します。
  4. お口の中にあるアレルゲンとなる金属を含む被せ物などを除去したのち、アレルゲンとならない材料で再度修復します。
  5. 経過観察と再発防止(ここが一番大事です。)
    原因となっている金属を取り除いても長期間にわたり症状の変化を必ず観察します。また再発防止のため、その後に処置を追加しなければならない際は、使用する材料を慎重に選択します。

1991~1995年に、東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科アレルギー外来を訪れた93人の金属アレルギーの患者さんのデータによれば、治療が終了し2カ月が経過した時点では、50%以上の患者さんに改善はみられませんでした。それから2年経過すると58%に増えましたが、その一方で改善傾向がほとんどみられない方もいたとのことです。

このように金属アレルギーは、治療をしてもすぐに結果が得られないことが多いので、なるべく早期に発見することも大事です。「もしかして自分は金属アレルギーではないか?」と思われる方は、早めに歯科医院に相談に行ってみることをお勧めします。

舌苔

舌苔(ぜったい)とは、舌に付着する白い苔状(コケ状)のものを言い、舌の表面に細菌や食べカス・粘膜のカスが付着したもののことです。ストレスなどのほか、免疫力の低下や、消化器系の疾患が原因となり見られることもあります。また舌苔の量は、唾液の減少などにより増加し、口腔や全身の健康状態にも影響されます。

舌苔は、口腔内の他の部位への細菌の供給源となることから、口臭の原因にもなるため、定期的な舌の清掃が推奨されます。ただし舌苔は完全に除去することは不可能ですし、清掃が過剰になりすぎないよう注意も必要です。強い力により過剰に舌をブラッシングしたりすると表面の粘膜を傷つけてしまい、逆に舌苔が増加してしまうことがあります。従って舌苔を効果的に除去するためには、固い歯の表面を磨くために作られている歯ブラシではなく、柔らかい舌の表面を清掃するための専用の器具を使う必要があります。

このように口腔内の衛生管理を適切に行い、口臭などを予防するためには、歯磨きだけではなく舌苔などの管理も非常に重要です。

五條歯科医院では、患者様ひとりひとりの生活習慣やお口の環境に合わせた口腔衛生管理プログラムを作成し、ご提案させていただいております。

また唾液検査により、唾液の量などが適正であるかを調べることも出来ます。是非お気軽にお声がけ下さい。

唾液を増やす方法

口の乾きが気になったり唾液が出にくいなと感じたりすることはありますか?

唾液が減る原因はさまざまで、お薬の影響や緊張、ストレス、疲労、タバコ、口呼吸、老化などが考えられます。

唾液は強い洗浄・殺菌作用があり、口の中の細菌の増殖を抑える効果があります。

逆に唾液が少なくなると口の中の細菌が増殖し、むし歯の原因や口臭の原因にもなります。

唾液を増やす方法の中に、唾液腺マッサージというマッサージがあり唾液腺をマッサージすることにより唾液の分泌量を増やすことができます。即効性もあり簡便に行えるのでぜひ試してみてください。