スタッフブログ

チェックアップフォーム

今回は、まだうがいが苦手なお子さんや、高齢者の方におすすめの歯磨剤(歯磨き粉)をご紹介します。これは練り歯磨きとは違い、泡タイプの歯磨剤で、お口の中の隅々までいきわたりやすいのが特徴です。またお口の中に残りにくいので、うがいがまだ出来ない小さなお子さん(歯の萌え始め~5歳)や、ご高齢者の方にもお勧めです。

また、研磨剤が配合されていなので、歯や歯肉にやさしいブラッシングができます。そして一本で約500回分使用できますので、経済的です。

使用方法ですが、まずはお水だけでよく磨いて汚れを落としてください。その後、適量を歯ブラシ上にのせ、歯面全体にいきわたるようにブラッシングをしてください。ブラッシング後は軽く吐き出し、うがいは一度のみにして下さい。この時、使用する水の量は、大さじ一杯程度にすると効果的です。

このチェックアップフォームを15歳以下のお子さんが使用する場合は、使用量に注意が必要になりますので、下の表を参考にして下さい。

ドラッグストアなどでも購入できる歯科用品ですが、みなさんはお薬であるという自覚はありますか?

ひとりひとり、適した歯磨剤は異なります。歯科医師、歯科衛生士の指導を受け、効果的に選択し使用することをお勧め致します。

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チェックアップジェル

今回は、五條歯科医院で取り扱っていますケア用品をご紹介させていただきます。

私は、「Check-Up gel」をご紹介いたします。

この商品は、研磨剤無配合で歯みがきの後に使用するフッ化物配合ジェルです。

このジェルには、14500ppmの濃度のフッ化ナトリウムが配合され、虫歯の発生や進行を予防してくれます。

フッ素は、虫歯菌の活動を抑えて酸を作りにくくし、「脱灰」を抑制する効果があります。また、溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンを歯に戻し修復させる「再石灰化」を促進すると同時に、酸に強い歯にします。

1000ppm以上のフッ素濃度では、500ppm高くなるごとに6%の虫歯予防効果の上昇が認められたことが報告されています。毎日のケアにフッ素を取り入れ予防をしていくことをお勧めします。

フッ素には年齢別で使用濃度が異なります。詳しくはスタッフにお尋ねください。

五條歯科医院では、フッ素濃度1450ppmのミント味と、950ppmのピーチ味の2種類を取り扱っております。また5歳以下のお子様には、また違う商品がございます。

ご自身にあったケア用品をお伝えさせて頂きますので、ぜひ五條歯科医院へお越しください。

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SP-Tガーグル

こんにちは、五條歯科医院で受付を担当しております日比と申します。

今回はうがい薬の「SP-Tガーグル」について説明したいと思います。

 

 

 

 

SP-Tガーグルは、お口の中やのどを殺菌・消毒・洗浄する殺菌力に優れたうがい薬です。

五條歯科医院では、虫歯になりやすい方や、歯周病による炎症が比較的強い方などに積極的に使用していただいている製品です。

有効成分としては、殺菌効果に優れたセチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)と抗炎症成分グリチルリチン酸二カリウム(GK2)が配合されています。

このCPCという成分は、強い殺菌、抗カビ作用をもったカチオン性界面活性剤です。(界面活性剤についての詳しい情報はこちらをご覧ください。http://www.jp-surfactant.jp/index.html)高い安全性が求められる歯磨剤、マウスウォッシュ、のど飴、トローチの抗菌成分として使われています。他にも医薬品、化粧品、トイレタリー関連、工業用などの幅広い分野で使用されています。

また、CPCは浮遊性細菌(お口の中に漂っている細菌)に対し、一般的な他の薬剤と比較し、低い濃度から殺菌効果を発揮します。従って、一回で使用する量も少なく経済的です。

そして、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸二カリウム(GK2)も配合されていますので、口内炎ができた時や、風邪をひいた時のうがいにもおすすめです。

現在では多くのうがい薬が市販されていますが、その製品の安全性や、有効性などは専門知識がないと判断が難しいのが現状です。詳しく知りたい時は、歯科医師、歯科衛生士にお気軽にご相談ください。

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ルートケア

今回は『チェックアップ ルートケア』について、その特徴をご紹介します。

 

 

 

 

 

この商品を特におすすめしたい方は“歯茎が下がって歯の根が見えてきている方”です。

私のルートケアのオススメポイントは2つあります。

1.象牙質と歯茎にやさしい“研磨材無配合”

下の図は、歯茎が下がったことにより歯の根が露出し、冷たいものや熱いものに過敏に反応してしまう知覚過敏が起きやすくなっている状態を示します。図のように歯は表面のエナメル質とその内側にある象牙質の2層構造になっており、象牙質はエナメル質に比べると柔らかいのが特徴です。象牙質は普通にハブラシで磨くだけでも、表面に傷が出来て削れてしまう可能性があります。従って、象牙質が露出している時は、研磨材が多く配合されている歯磨剤で磨くと、知覚過敏症の症状が悪化する恐れがあります。その点、このルートケアは研摩材が入っていないので、研摩材入りの歯磨剤を使用するよりも歯や歯茎を傷つける可能性は低くなります。

 

 

 

 

2.高濃度のフッ素を配合

象牙質はエナメル質よりも柔らかく、虫歯になりやすいです。フッ素(NaF)が1450ppmFと高濃度に配合されているルートケアは、象牙質の表面も強化してくれます。

五條歯科医院では、クリーニングを受けていただく際にお試しいただけますので、使用してみたい製品がある際は是非歯科衛生士までお気軽にお声掛けください。合わせて、患者様ご自身に合った歯磨きの仕方もご提案させていただきます。

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リフレケア

今回ご紹介させて頂くのは、歯の表面や口腔内全体の汚れを取り除き、口臭や歯周炎、歯肉炎の予防に効果がある口腔ケア用ジェルのリフレケアです。

 

 

 

 

リフレケアは研磨剤や発泡剤を配合しておらず、口腔内のマッサージに利用できます。また、のびの良いジェルはブラッシング時に使用することも可能です。

有効成分に「ヒノキチオール」が配合されており、この成分には抗菌効果や炎症を鎮める働きを備えています。また浸透力があり、接触時間が長いほど口腔カンジダ症発現の原因菌となるカンジダ菌の定着も抑制して、殺菌的にも働きます。

効能、効果として、口臭の予防、歯肉炎・歯周炎の予防、むし歯を防ぐ、口中を浄化する、口中を爽快にするなどが挙げられます。

使用方法は

  • お口を十分に潤わせます。
  • リフレケアを湿ったスポンジブラシや軟らかい歯ブラシなどに取り、歯及び口腔内を清掃し、歯肉をマッサージし、口の中をきれいにします。

うがいをして汚れを吐き出します。うがいができない場合は軽く拭き取ります。

一回の目安は  口腔内清掃     1~3プッシュ

汚れがひどいとき  3~5プッシュ

マッサージ     1~2プッシュ

リフレケア70gの物を一日3回のご使用で約1か月程度の容量です。

私は訪問診療の際に義歯を使用されている方などの口腔ケア時に使用しています。寝たきりになり、お食事をお口から取れなくなってしまった方が、このフレーバーを楽しんでくださった経験もあり、大変重宝している商品です。

五條歯科医院ではさわやかなライム風味をご利用いただけるように用意しています。是非、一度お試しください。

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Systema SP-Tジェルシステマ エスピーティージェル

今月は、五條歯科医院で取り扱っているケア用品の説明を、スタッフ全員で分担して書くことになりました。五條歯科医院でお勧めしている商品はたくさんありますが、私はその中から、歯周病予防効果の高い「SP-Tジェル」をご紹介します。

 

 

 

 

この歯磨剤(歯磨き粉)には、効果の高い薬用成分が入っていますので、歯周病の他にもムシバの発生と進行を予防します。歯肉退縮(歯茎がさがってしまった状態)した部分にも研磨剤を含まないジェルタイプなので歯を過剰に削ってしまうことがありません。

また「SP-Tジェル」は、薬用成分であるIPMPという成分が含まれている為、特にお勧めしている商品です。バイオフィルム(歯の白いネバネバした汚れ)というものは細菌のかたまりで、その表面には細菌たちを守る様に膜がはっています。従来の薬用成分はお口の中に漂っている浮遊細菌には効果がありますが、バイオフィルムのように膜を形成してしまうと効果を発揮することが難しいと言われてきました。しかし、IPMPという成分はバイオフィルムの内部にまで浸透し、殺菌してくれる性質があります。特に歯周病の方にお勧めしていますが、「SP-Tジェル」はIPMPの他にも高濃度のフッ素も配合されている為、ムシバの発生が気になる方にも効果的です。それに加え、とてもさっぱりとした使用感も好評です。

歯科医院での口腔ケア用品の選択は、歯科医師、歯科衛生士がそれぞれの患者様のお口の中の状況や管理目的などから、最適だと判断されるものを選びます。五條歯科医院に来院された方には、任意ではありますが、唾液検査を受けて頂いています。これは、それぞれの患者様の唾液の性質を調べることで、個々のリスクを的確に判断する為のもので、その結果を考慮して、最適な口腔ケア用品を処方させて頂いています。これらを指示通りに使用して頂いている方は、かなり高い効果が現れているようです。また、何を使用したらよいのか分からず、市販のものを自己流で選択し使用されていた方も、今までの疑問が解決したと喜んで頂くことも多いです。

ご興味のある方は、ぜひ五條歯科医院で唾液検査を受け、ご自身に合った口腔ケア用品を選んでもらってみて下さい。

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チェックアップスタンダード

五條歯科医院で取り扱っている「チェックアップシリーズ」の中の歯磨きペースト、「チェックアップ スタンダード」についてご紹介させていただきます。

こちらの歯磨きペーストは1450ppm Fと高濃度なフッ素が配合されており、高い虫歯予防効果が得られるのが特徴です。

フッ素には、主に3つの働きがあります。この働きにより虫歯予防に効果を発揮します。

  1. 歯を強くする働き(フッ素が歯の表面に取り込まれ、酸で溶けにくい歯を作る)
  2. 再石灰化を促進する働き(自然治癒が可能な段階においてそれを助ける)
  3. 虫歯菌を抑制する働き(フッ素がプラークの中に入り、酸が作られるのを抑える)

この商品を特にお勧めしたい方は虫歯になりやすい方、虫歯予防をしたい方です。

フッ素以外にも歯と歯肉にやさしい研磨材(低研摩材)を使用しています。研摩材が多く含まれている歯磨きペーストは、歯の表面を削ってしまう可能性があります。場合によっては知覚過敏症の原因となることもあります。着色汚れを落とすためには多少の研摩材が必要ですが、できるだけ低研摩材の歯磨きペーストがお勧めです。

「チェックアップ スタンダード」は、五條歯科医院では定番となっている商品で、歯科医療従事者自身でも、使用率の高い歯みがきペーストです。ぜひ、ご使用をお勧めいたします。

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NSTにおける歯科衛生士の役割

NSTとは、低栄養や栄養管理が必要な方に対し、病院や介護施設の中で、職種の垣根を越え、専門知識と技術を活かしながら、栄養管理を実践する栄養サポートチームのことです。

NSTの中で歯科衛生士は、義歯の有無、口腔内の乾燥状態、口腔内の清掃状態などを確認し、口腔ケアの指導などを行います。また、脳卒中や誤嚥性肺炎などで禁食となった患者さんに対しては、咀嚼機能(食べ物を噛み砕く機能)へアプローチすることにより、栄養状態の改善をサポートするなど、お口の様々な機能の回復に携わる重要な役割も担っています。

超高齢化社会を迎え、歯科衛生士は、虫歯や歯周病の予防や治療のみならず、食べることの専門家として、他職種連携チームで活躍する機会が増えると予想されます。五條歯科医院の歯科衛生士は、これからも地域活動に積極的に貢献していきます。

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食事や栄養の偏りが要介護につながる

みなさんは、健康寿命という言葉を耳にしたことはありませんか?

これは、健康上の問題がない状態で、日常生活が送れる期間のことです。

今回は、健康寿命を延ばす知恵として、高齢者の自立度が年齢と共にどう変化するのか?また、食事、栄養の偏りと要介護についてお話しします。

超高齢となるまで、自立を維持できることのひとつに遺伝的要因があります。あるデータでは、男性の一割は80歳、90歳まで自立を維持していますが、女性ではごく少数だったため、その割合の表示も無いほどでした。しかし、生活習慣や生活環境を整えることで、自立維持を延ばすことは可能だと考えられています。

前期高齢者が要介護となる原因の多くは生活習慣病によるものが多く、特に男性では脳血管疾患が多くなっています。生活習慣病には、内臓脂肪型肥満を共通の要因として高血糖、高血圧、脂質異常などの複合した病態であるメタボリックシンドローム(通称「メタボ」)が関連しています。

以前の研究では、噛めないものが増えると摂取可能な食物が制限され痩せるという報告がありました。しかし近年では、咀嚼力(噛む力)が低下しても、食欲が充分にある場合は、食の西洋化や加工食品の普及などにより、軟らかくて高脂肪、高エネルギーな食品が手に入りやすくなっていることから、過栄養によるメタボリックシンドロームが問題になりつつあります。これは64歳以下で多くみられる傾向にあり、放置しておくと数年後には糖尿病、脳血管疾患、心血管疾患などを発症し、要介護状態になってしまうことがあります。

70代後半になると、骨や筋肉の衰えによる運動機能低下により、70歳代半ばから徐々に自立度が低下しはじめ、10年ほどかけて日常生活全般に介助が必要な状態になっていくと言われています。このタイプでは、低栄養が自立度低下になる原因のひとつとされています。低栄養は、咀嚼力をはじめ、口腔機能の低下が関係していると考えられます。対策としては、残存歯数(お口の中に残っている歯の本数)が少ない方には、義歯を使ってよく噛んでもらうことで、口腔機能の低下を防ぐこと、食事をしっかり摂ることが挙げられます。

過栄養と低栄養のいずれにおいても、咀嚼力の低下により、食事内容に偏りが生じていることも問題です。食欲があって軟性食品を食べ過ぎてしまう方には、満腹感が得られるよう、野菜や硬めの物をよく噛むようにします。一方、食欲が低下している方にはエネルギーとタンパク質の摂取量を増やしてもらうために、少しだけ努力して、なるべく肉を食べてもらうと良いです。

食事や栄養の偏りが原因で要介護にならない為にも、日々の食生活でできることから継続していきましょう。

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飲みかけのペットボトルにはご用心!

飲みかけのペットボトル内には細菌が発生することを、皆さんはご存じですか?

そして飲みかけのペットボトル内に発生する細菌は、もともと私たちの口の中に居る細菌なのです。

お口の中には非常に多くの細菌がいて、ペットボトルに口をつけて飲むことで、それらが中に入り込んでしまいます。従って、ペットボトルに口をつける度に、細菌を入れたり出したりしているということになります。

ペットボトル内の細菌は、口をつけてから約2時間後から徐々に増えていきます。

麦茶のペットボトルに、口をつけた直後から内部の細菌数を計測した実験では、

2時間後…870

4時間後…10000

6時間後…18000

24時間後…230000

と菌の数が増えていきました。

この結果から、24時間で細菌数は50倍以上も増殖してしまうことになります。

飲みかけのペットボトル飲料中に、こんなにも細菌が増殖してしまうなんて怖いですね。

お口をつけて飲んだペットボトル飲料を、そのまま数時間持ち歩いて飲み続けたからといって、食中毒の原因になる可能性は小さいそうですが、不衛生な飲料を口にして、必ずしも大丈夫とは言い切れないでしょう。

小さなお子さんが飲むのなら、なおさら気を付けてあげたいですね。

次回は、お口の中の細菌について、もう少し詳しくお話したいと思います。

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