スタッフブログ

デンタルフロスについて

歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくいためプラーク(細菌)が除去しにくく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。細いナイロン繊維からできているデンタルフロスを歯間部の清掃に使用するとその部分を効率よく清掃することができます。

歯と歯の間のプラークの除去率は、歯ブラシのみの場合が58%、歯ブラシとデンタルフロスの両方を併用すると86%であると報告されています。

歯と歯の間は虫歯になりやすい場所ですので、歯ブラシだけでなくデンタルフロスも併用してケアをしていきましょう。またデンタルフロスは、毎日新しいものに交換してください。

歯と歯の隙間が広いけどデンタルフロスで良いのか、デンタルフロスは歯の被せ物が取れてしまいそうで使用出来ないなど、お困りのことがありましたら五條歯科医院で詳しくお伝えいたしますので是非お越しください。

関連する予防歯科のページはこちら

使用後の歯ブラシの正しい保管方法

使用した歯ブラシを間違った方法で保管すると、表面に付着した細菌が増えてしまう可能性があるということを前回お伝えしました。歯ブラシに付着した細菌をゼロにすることは不可能ですが、細菌が増えにくい保管方法をご紹介したいと思います。

  • 流水でしっかりと洗う

ブラッシングを終えた後の歯ブラシは、水で歯ブラシを洗うと思いますが、その時に注意したいのはブラシ部分の根元に食べかすなどが残らないようにしっかりと洗うことです。また歯ブラシの洗浄は、必ず流水で行ってください。最近は毛先の細いタイプの歯ブラシが多く販売されています。毛先が細ければ細いほど食べかすが残りやすいので、より入念に洗う必要があります。

2.  風通しの良い場所に保管する

細菌は湿気の多いジメジメとした所を好みます。水気が残ったままの歯ブラシは、細菌が最も好む環境です。扉の付いた棚の中に収納スペースがあるご家庭も多いと思いますが、そのような収納スペースは通気性が悪く、細菌の繁殖しやすい環境といえます。風通しの良い場所に置いた歯ブラシスタンドや、フックなどをご使用することをおすすめします。

  1.   しっかりと水分を取る

水気が残ったまま保管をしてしまうと細菌が増えやすくなります。流水でしっかりと洗い終わった後は、ティッシュペーパーやタオルなどでしっかりと水分を取ってください。自宅で使用している歯ブラシは、できるだけキャップはせず、水気を切った後は風通しの良いところで保管してください。

4.  毛先が触れ合わないように別々に保管

同じコップの中など、異なる歯ブラシの毛先が触れてしまうような近い距離で保管すると、細菌が他の歯ブラシに移ってしまいます。歯ブラシスタンドや、鏡などに取り付けるフックなどを利用し、他の歯ブラシと接触しないよう、1本1本分けて保管しましょう。最近では、歯ブラシを除菌する機能がついた歯ブラシスタンドなどもあり、携帯用の小さいサイズも販売されています。歯ブラシを除菌した状態で保管すれば菌が繁殖する心配はありません。このように歯ブラシを適切に除菌し保管することは、お口の中のトラブルだけでなく、風邪などの病気の予防にも効果があります。

いかがでしたか?おうちでの歯ブラシの保管方法に思い当たる部分はあったでしょうか?

少しでも参考になり、ご活用していただければと思います。

関連する予防歯科のページはこちら

箝口結舌

皆さんは、以下の四字熟語の意味をご存知でしょうか。

「箝口結舌(かんこうけつぜつ)」

意味は、“静かに口を閉じて何も言わないこと”だそうです。

実はこの四字熟語は、先日読売新聞に日本歯科医師会の小山茂幸先生が投稿していた記事に書いてあったものです。

日本人の歯周病罹患率は成人で8割以上といわれていますが、皆さん「自分だけは大丈夫」と思いがちではないでしょうか。これは、歯周病がほとんど自覚症状のないまま進行するサイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)であることが影響していると、その記事に書かれていました。

以上のことから、「箝口結舌」という四字熟語が歯周病の性格を良く現していると思い、今回ご紹介させて頂きました。歯周病は自覚症状がないまま進行することもあるので、まさに箝口結舌な病気と言えます。早期発見のための定期的な検診が効果的です。

横浜市では、歯を失う大きな原因の一つとなっている歯周病の予防と早期発見を支援するため、「歯周病検診」を実施しております。横浜市在住の満40歳・50歳・60歳・70歳の方が対象で、窓口負担は500円です(費用免除になる対象者有)。

詳しくは、横浜市のホームページをご確認ください。(http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/15388.html)」

関連する歯周病治療のページはこちら

 

糖尿病と歯周病①

糖尿病と歯周病はどのような関係があるかご存知でしょうか。今回と次回の2回にわたって、お話ししたいと思います。

糖尿病とは、インスリンの作用が充分でないため、ブドウ糖が有効に使われずに血糖値が高くなっている状態のことです。糖尿病にはⅠ型糖尿病とⅡ型糖尿病があります。Ⅰ型糖尿病は、自分自身の免疫の異常反応により起こるため、インスリンを注射する治療が必要です。Ⅱ型糖尿病は、複数の遺伝子的因子に、過食、運動不足、肥満、ストレスなどの体に悪い環境因子と加齢が加わり発症します。日本における糖尿病患者の約90パーセントがⅡ型糖尿病と言われています。

糖尿病で、最も気を付けなければならないことは合併症です。糖尿病が進行し高血糖状態が続くと、体の中の防御反応の能力が低下して感染症にかかりやすくなります。糖尿病の3大合併症は糖尿病神経障害(抹消神経のしびれなど)、糖尿病網膜症、糖尿病腎症です。その他にも動脈硬化性の病気の原因ともなります。

みなさん、歯周病は歯周病菌による感染症であることにお気づきでしょうか。従って、体の免疫力が低下すれば歯周病が重症化するリスクが高くなります。このように糖尿病により歯周病に対するリスクが高い方が、お口の健康を保ち、歯を失わないためにはどうしたらよいか次回お話したいと思います。

関連する歯周病治療のページはこちら

訪問歯科診療と関わって

最近、訪問歯科診療に行かせていただく機会が増え、いくつか気が付いたことがあります。
訪問歯科診療で拝見する患者さんは、他にも様々な医療サービスを受けている方が多いです。

近年、内科的疾患を改善するために、歯科の口腔ケアが重要であることが分かってきました。しかしながら、よほど困ったことが起きたり痛みが出たりしない限り、歯科には受診しないという方が多いと思います。
訪問診療でお会いする患者様は、多くの医療サービスを受けている中で、歯科の訪問診療を選んで下さっており、これはとても素晴らしいことであると、あらためて感じました。

訪問診療に行くようになり、このように気付いたことがたくさんあります。
次回からもこれらをお伝えしていこうと思います。

関連する訪問治療のページはこちら

歯間ブラシの使い方

歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくく、プラーク(歯垢)が残り易いため、虫歯や歯周病が発生しやすい場所です。歯と歯の間のプラークは、歯ブラシだけでは60%程度しか取り除けませんが、歯ブラシと歯間ブラシを併用することで90%近くのプラークを取り除けることが報告されています。毎日のケアには、ぜひ歯と歯の間のお手入れも取り入れましょう。

  1. 歯間ブラシは、最低でも1日に1回は使用しましょう。
  2. 歯間ブラシを使う時は鉛筆を持つように把持し、歯茎を傷つけないように鏡を見ながらゆっくりと歯間部に入れて下さい。
  3. 使用後の歯間ブラシはしっかりと洗浄し、歯ブラシと同様に保管して下さい。
  4. 歯間ブラシの毛が乱れてきたら、新しい物に交換して下さい。

歯間ブラシは様々なサイズがありますので、自分に合う物が分からない方は、五條歯科医院までお気軽にお越し下さい。詳しい使用方法なども、分かりやすくご説明させていただきます。

関連する予防歯科のページはこちら

 

チェックアップシリーズ

今回は、五條歯科医院で取り扱っている歯磨きペーストの中から「チェックアップシリーズ」について、ご紹介させていただきます。

「チェックアップシリーズ」には、全てにフッ素が配合されています。

フッ素には主に以下の3つの働きがあり、この働きにより虫歯予防に効果を発揮します。フッ素をうまく取り入れて虫歯予防をしましょう。

1.歯を強くする働き

フッ素が歯に取り込まれ、虫歯に強い(溶けにくい)歯を作ります。

2.再石灰化を促進する働き

自然治癒が可能な初期虫歯では、治癒を助けることが出来ます。

3.虫歯菌を抑制する働き

フッ素が歯垢(プラーク)に入り、歯を溶かす酸が作られるのを抑制します。

————————————————————————————————————————-

<チェックアップ スタンダード>

日常の使用に適したフッ化物配合の歯磨きペースト

特徴

  • フッ素がお口の中のすみずみまで広がりやすいソフトペースト。
  • 歯や歯茎にやさしい低研摩材。
  • 少量洗口に適した少ない泡立ち、やさしい香料。 歯の根面が露出したお口におすすめの虫歯予防歯磨きジェル

<チェックアップ ルートケア>

特徴

  • フッ素がエナメル質と象牙質の虫歯を予防し、象牙質表面をコーティングします。
  • 象牙質にもやさしい研摩材無配合。
  • 少量洗口に適した少ない泡立ちで、やさしい香料。
  • 高齢者にも見えやすいクリアブルーのジェル。

<チェックアップ コドモ>

日常の使用に適した子供用のフッ素配合の歯磨きペースト。

特徴

  • フッ素がお口の中のすみずみまで広がりやすいソフトペースト
  • 歯や歯茎にやさしい低研摩材。
  • ※)当院ではストロベリーとグレープを取り扱っております。
  • ・お子様に好まれる香料とかわいいキャラクター。

<チェックアップ ジェル>

いつもの歯磨きに加えて使用するフッ化物配合ジェルです。

 

特徴

  • フッ素がお口の中に広がりやすいソフトジェルです。
  • 研摩材無配合でやさしい香料

※)当院ではピーチ味を取り扱っております。

<チェックアップ フォーム>

泡がお口の中のすみずみまでいきわたるフッ素配合フォームです。

特徴

  • 泡がお口の中のすみずみまでいきわたるのでフッ素が効果的に虫歯を予防します。
  • マイルドな香料なので、すすぎが簡単です。
  • 研摩材無配合なので、歯や歯肉にやさしいです。

※)当院では、うがいのできない乳幼児や高齢者の方におすすめしております。

気になるものがあれば、ぜひお気軽にスタッフへお声がけください。

関連する予防歯科のページはこちら

 

うす昆布茶うがい〜お口の乾きが気になる方へ~

皆さんドライマウスはご存じでしょうか。ドライマウスとは、さまざまな原因により唾液の分泌が減少し、口腔内が持続的に乾燥している状態をいいます。ドライマウスは、その予備軍を含めると日本国民の4人に1人が罹患しているといわれています。男女比は1:3で、年齢は50歳以上からが多くなります。自覚症状としては、口の中が乾く、喋りにくい、乾いたものが食べにくい、食べ物が飲み込みにくい、味を感じにくい、入れ歯が痛い、虫歯ができやすい、口臭が気になる、などがあります。これらは本来、唾液の働きにより防止されていますので、唾液は非常に重要なのです。唾液がたくさん分泌されるように工夫をしましょう。

唾液の分泌を促進する方法はいくつかあり、よく噛むこと、病気を治すこと(糖尿病、自律神経失調症、鼻炎など)、保湿剤の使用、ストレスの軽減、唾液腺マッサージ、うす昆布茶うがいなどがあげられます。これらの中で、今回は「うす昆布茶うがい」をご紹介します。唾液の分泌を促す味といえば、酸味を想像される方が多いかと思います。酸味には唾液分泌促進の効果がありますが、持続時間が短いのです。それに比べ旨味での唾液分泌効果は、20分以上持続することがわかっています。この旨味を利用する方法として、「うす昆布茶うがい」があります。

<うす昆布茶の作り方>

昆布を使用する場合:水500mℓに対して40gの昆布を一晩浸す

市販の昆布茶を使用する場合:指定の3倍程度に薄める

30秒ほど口に含み、味覚を刺激します。その後は飲んでも吐き出しても良いです。1日10回2週間ほどで改善を実感できるといわれています。ぜひ試してみてください。

五條歯科医院では唾液の量はもちろんのこと、性質、細菌量も調べることが出来る「唾液検査」を行っています。ご興味のある方は、お気軽にスタッフまでお声がけください。

関連する予防歯のページはこちら

「食べるサポート~無理なく口から食べられるために~」

年齢を重ねるにつれ、お口の中の状態も色々と変化します。しかしながら、高齢者のお口の機能の低下は様々です。歯の喪失や、入れ歯や被せ物の不適合による噛む機能の低下。唇の閉じる力、舌の運動など咀嚼した食べ物を喉の奥に送り込む機能の低下。また、食べ物を飲み込み食道に送り込む機能の低下など、どのような機能の低下がみられるかにより、食事に対しそれぞれ異なった工夫が必要となります。

普通の食事が食べにくくなると、食材を細かく刻むことも多いのですが、最初から食べ物が口の中でバラバラになっていると、舌の上で塊を作ることが難しくなり、むせたり、誤嚥に繋がったりします。

細かく刻んだ食事は、噛み砕く負担を減らすことができるので、高齢者にとって食べやすい食事と思われがちですが、飲み込む機能の低下した人には誤嚥性肺炎を引き起こす危険な食事となることがあります。

また高齢者は、唾液の分泌量も減少傾向にありますが、噛むことが唾液の分泌を促し、舌の上では甘味や塩味など食事の旨味を感じることができます。しかし刻んだ食事は、噛む行為をある程度省いてしまうため、唾液の分泌量も減り、食事の喜びを奪う一因にもなります。

よく噛み味わって食べることは、生きる喜びです。お口の機能が低下した人は、その人の状況に合わせて、噛みやすい柔らかさや、舌でつぶせる程度の柔らかさ、むせやすい人にはとろみをつけた食事とするなど、工夫次第で最後まで無理なく口から食べられるようにすることが可能です。これからの歯科医療は歯の治療だけでなく“食べるサポート”も提供します。

関連する訪問治療のページはこちら

口から食べていない方の口腔ケアは必要か

先日、病院へ実習に行く機会がありました。入院患者様の中には、必要な栄養を経鼻経管栄養や胃ろう、点滴などで補給している方もいらっしゃいました。もうお口から食べないけれど、口腔ケアは必要なのでしょうか。答えは、「必要」です。

実は上記のような経管栄養の方は、お口を使うことが減ることで唾液量が減り、お口の中は乾燥しがちになり細菌だらけになっていることがあります。この細菌だらけの唾液を誤嚥することで、誤嚥性肺炎のリスクも高くなります。たとえ口から食べていなくても、歯ブラシや粘膜ブラシを使って口の中をきれいに保つことは、感染症予防のために大変重要です。

「誤嚥性肺炎とは?」

物を飲み込む働きを嚥下機能、口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまうことを誤嚥と言います。誤嚥性肺炎は、嚥下機能障害のため唾液や食べ物、あるいは胃液などと一緒に細菌を気道に誤って吸引することにより発症します。高齢者や寝たきり患者では咳反射が弱くなり嚥下機能が低下します。その結果、口腔内の細菌が気管から肺へと吸引され、肺炎を発症します。また、栄養状態が不良であることや免疫機能の低下なども発症に関与してきます。(一般社団法人日本呼吸器学会HP参考)

関連する訪問治療のページはこちら