予防歯科

口の中の虫歯菌! 

前回、飲みかけのペットボトル飲料に細菌が発生するのは、“私たちの口の中にいる細菌”とお話したのを覚えて下さっておりますでしょうか?

私たちの口の中には、約700種類の細菌が生息しています。

歯の表面についた白いネバネバしたもの=歯垢(プラーク)はこれら細菌の塊で、1g中に1000億個存在していると言われています。

歯垢は歯磨きで落とすことが出来ますが、きちんと歯ブラシが歯に当たらないと取ることはできません。

口の中には、ストレプトコッカス・ミュータンスという虫歯の原因となる菌(ミュータンス菌)とラクトバチラス菌という虫歯を進行させる菌が存在します。

ミュータンス菌は歯の表面に付着する能力を持っていて、エナメル質(歯の表面の硬い部分)などを溶かして虫歯を作ります。次に、ミュータンス菌が溶かした部分にラクトバチラス菌が入り込み、虫歯を拡大させていきます。ラクトバチラス菌自体には、歯に付着する能力はありませんが、ミュータンス菌とラクトバチラス菌の連携プレーにより、虫歯ができ、放っておくと拡大してしまうのです。

ラクトバチラス菌は虫歯の中を好んで住み着き、口腔内が清潔でなかったり、糖分の摂取が多かったりすると増殖しやすくなります。

ご自身の口の中にミュータンス菌やラクトバチラス菌がどのくらい存在しているのかを知ることにより、効果的に虫歯予防をすることが可能になります。

五條歯科医院ではこの菌を調べることができる、唾液検査を行なっております。

またこの唾液検査の結果から、一人一人に合わせた歯磨き指導も行なっておりますので、きちんと歯磨きができているかなど気になる方は是非お声がけ下さい。

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チェックアップフォーム

今回は、まだうがいが苦手なお子さんや、高齢者の方におすすめの歯磨剤(歯磨き粉)をご紹介します。これは練り歯磨きとは違い、泡タイプの歯磨剤で、お口の中の隅々までいきわたりやすいのが特徴です。またお口の中に残りにくいので、うがいがまだ出来ない小さなお子さん(歯の萌え始め~5歳)や、ご高齢者の方にもお勧めです。

また、研磨剤が配合されていなので、歯や歯肉にやさしいブラッシングができます。そして一本で約500回分使用できますので、経済的です。

使用方法ですが、まずはお水だけでよく磨いて汚れを落としてください。その後、適量を歯ブラシ上にのせ、歯面全体にいきわたるようにブラッシングをしてください。ブラッシング後は軽く吐き出し、うがいは一度のみにして下さい。この時、使用する水の量は、大さじ一杯程度にすると効果的です。

このチェックアップフォームを15歳以下のお子さんが使用する場合は、使用量に注意が必要になりますので、下の表を参考にして下さい。

ドラッグストアなどでも購入できる歯科用品ですが、みなさんはお薬であるという自覚はありますか?

ひとりひとり、適した歯磨剤は異なります。歯科医師、歯科衛生士の指導を受け、効果的に選択し使用することをお勧め致します。

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チェックアップジェル

今回は、五條歯科医院で取り扱っていますケア用品をご紹介させていただきます。

私は、「Check-Up gel」をご紹介いたします。

この商品は、研磨剤無配合で歯みがきの後に使用するフッ化物配合ジェルです。

このジェルには、14500ppmの濃度のフッ化ナトリウムが配合され、虫歯の発生や進行を予防してくれます。

フッ素は、虫歯菌の活動を抑えて酸を作りにくくし、「脱灰」を抑制する効果があります。また、溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンを歯に戻し修復させる「再石灰化」を促進すると同時に、酸に強い歯にします。

1000ppm以上のフッ素濃度では、500ppm高くなるごとに6%の虫歯予防効果の上昇が認められたことが報告されています。毎日のケアにフッ素を取り入れ予防をしていくことをお勧めします。

フッ素には年齢別で使用濃度が異なります。詳しくはスタッフにお尋ねください。

五條歯科医院では、フッ素濃度1450ppmのミント味と、950ppmのピーチ味の2種類を取り扱っております。また5歳以下のお子様には、また違う商品がございます。

ご自身にあったケア用品をお伝えさせて頂きますので、ぜひ五條歯科医院へお越しください。

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SP-Tガーグル

こんにちは、五條歯科医院で受付を担当しております日比と申します。

今回はうがい薬の「SP-Tガーグル」について説明したいと思います。

 

 

 

 

SP-Tガーグルは、お口の中やのどを殺菌・消毒・洗浄する殺菌力に優れたうがい薬です。

五條歯科医院では、虫歯になりやすい方や、歯周病による炎症が比較的強い方などに積極的に使用していただいている製品です。

有効成分としては、殺菌効果に優れたセチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)と抗炎症成分グリチルリチン酸二カリウム(GK2)が配合されています。

このCPCという成分は、強い殺菌、抗カビ作用をもったカチオン性界面活性剤です。(界面活性剤についての詳しい情報はこちらをご覧ください。http://www.jp-surfactant.jp/index.html)高い安全性が求められる歯磨剤、マウスウォッシュ、のど飴、トローチの抗菌成分として使われています。他にも医薬品、化粧品、トイレタリー関連、工業用などの幅広い分野で使用されています。

また、CPCは浮遊性細菌(お口の中に漂っている細菌)に対し、一般的な他の薬剤と比較し、低い濃度から殺菌効果を発揮します。従って、一回で使用する量も少なく経済的です。

そして、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸二カリウム(GK2)も配合されていますので、口内炎ができた時や、風邪をひいた時のうがいにもおすすめです。

現在では多くのうがい薬が市販されていますが、その製品の安全性や、有効性などは専門知識がないと判断が難しいのが現状です。詳しく知りたい時は、歯科医師、歯科衛生士にお気軽にご相談ください。

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ルートケア

今回は『チェックアップ ルートケア』について、その特徴をご紹介します。

 

 

 

 

 

この商品を特におすすめしたい方は“歯茎が下がって歯の根が見えてきている方”です。

私のルートケアのオススメポイントは2つあります。

1.象牙質と歯茎にやさしい“研磨材無配合”

下の図は、歯茎が下がったことにより歯の根が露出し、冷たいものや熱いものに過敏に反応してしまう知覚過敏が起きやすくなっている状態を示します。図のように歯は表面のエナメル質とその内側にある象牙質の2層構造になっており、象牙質はエナメル質に比べると柔らかいのが特徴です。象牙質は普通にハブラシで磨くだけでも、表面に傷が出来て削れてしまう可能性があります。従って、象牙質が露出している時は、研磨材が多く配合されている歯磨剤で磨くと、知覚過敏症の症状が悪化する恐れがあります。その点、このルートケアは研摩材が入っていないので、研摩材入りの歯磨剤を使用するよりも歯や歯茎を傷つける可能性は低くなります。

 

 

 

 

2.高濃度のフッ素を配合

象牙質はエナメル質よりも柔らかく、虫歯になりやすいです。フッ素(NaF)が1450ppmFと高濃度に配合されているルートケアは、象牙質の表面も強化してくれます。

五條歯科医院では、クリーニングを受けていただく際にお試しいただけますので、使用してみたい製品がある際は是非歯科衛生士までお気軽にお声掛けください。合わせて、患者様ご自身に合った歯磨きの仕方もご提案させていただきます。

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リフレケア

今回ご紹介させて頂くのは、歯の表面や口腔内全体の汚れを取り除き、口臭や歯周炎、歯肉炎の予防に効果がある口腔ケア用ジェルのリフレケアです。

 

 

 

 

リフレケアは研磨剤や発泡剤を配合しておらず、口腔内のマッサージに利用できます。また、のびの良いジェルはブラッシング時に使用することも可能です。

有効成分に「ヒノキチオール」が配合されており、この成分には抗菌効果や炎症を鎮める働きを備えています。また浸透力があり、接触時間が長いほど口腔カンジダ症発現の原因菌となるカンジダ菌の定着も抑制して、殺菌的にも働きます。

効能、効果として、口臭の予防、歯肉炎・歯周炎の予防、むし歯を防ぐ、口中を浄化する、口中を爽快にするなどが挙げられます。

使用方法は

  • お口を十分に潤わせます。
  • リフレケアを湿ったスポンジブラシや軟らかい歯ブラシなどに取り、歯及び口腔内を清掃し、歯肉をマッサージし、口の中をきれいにします。

うがいをして汚れを吐き出します。うがいができない場合は軽く拭き取ります。

一回の目安は  口腔内清掃     1~3プッシュ

汚れがひどいとき  3~5プッシュ

マッサージ     1~2プッシュ

リフレケア70gの物を一日3回のご使用で約1か月程度の容量です。

私は訪問診療の際に義歯を使用されている方などの口腔ケア時に使用しています。寝たきりになり、お食事をお口から取れなくなってしまった方が、このフレーバーを楽しんでくださった経験もあり、大変重宝している商品です。

五條歯科医院ではさわやかなライム風味をご利用いただけるように用意しています。是非、一度お試しください。

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Systema SP-Tジェルシステマ エスピーティージェル

今月は、五條歯科医院で取り扱っているケア用品の説明を、スタッフ全員で分担して書くことになりました。五條歯科医院でお勧めしている商品はたくさんありますが、私はその中から、歯周病予防効果の高い「SP-Tジェル」をご紹介します。

 

 

 

 

この歯磨剤(歯磨き粉)には、効果の高い薬用成分が入っていますので、歯周病の他にもムシバの発生と進行を予防します。歯肉退縮(歯茎がさがってしまった状態)した部分にも研磨剤を含まないジェルタイプなので歯を過剰に削ってしまうことがありません。

また「SP-Tジェル」は、薬用成分であるIPMPという成分が含まれている為、特にお勧めしている商品です。バイオフィルム(歯の白いネバネバした汚れ)というものは細菌のかたまりで、その表面には細菌たちを守る様に膜がはっています。従来の薬用成分はお口の中に漂っている浮遊細菌には効果がありますが、バイオフィルムのように膜を形成してしまうと効果を発揮することが難しいと言われてきました。しかし、IPMPという成分はバイオフィルムの内部にまで浸透し、殺菌してくれる性質があります。特に歯周病の方にお勧めしていますが、「SP-Tジェル」はIPMPの他にも高濃度のフッ素も配合されている為、ムシバの発生が気になる方にも効果的です。それに加え、とてもさっぱりとした使用感も好評です。

歯科医院での口腔ケア用品の選択は、歯科医師、歯科衛生士がそれぞれの患者様のお口の中の状況や管理目的などから、最適だと判断されるものを選びます。五條歯科医院に来院された方には、任意ではありますが、唾液検査を受けて頂いています。これは、それぞれの患者様の唾液の性質を調べることで、個々のリスクを的確に判断する為のもので、その結果を考慮して、最適な口腔ケア用品を処方させて頂いています。これらを指示通りに使用して頂いている方は、かなり高い効果が現れているようです。また、何を使用したらよいのか分からず、市販のものを自己流で選択し使用されていた方も、今までの疑問が解決したと喜んで頂くことも多いです。

ご興味のある方は、ぜひ五條歯科医院で唾液検査を受け、ご自身に合った口腔ケア用品を選んでもらってみて下さい。

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チェックアップスタンダード

五條歯科医院で取り扱っている「チェックアップシリーズ」の中の歯磨きペースト、「チェックアップ スタンダード」についてご紹介させていただきます。

こちらの歯磨きペーストは1450ppm Fと高濃度なフッ素が配合されており、高い虫歯予防効果が得られるのが特徴です。

フッ素には、主に3つの働きがあります。この働きにより虫歯予防に効果を発揮します。

  1. 歯を強くする働き(フッ素が歯の表面に取り込まれ、酸で溶けにくい歯を作る)
  2. 再石灰化を促進する働き(自然治癒が可能な段階においてそれを助ける)
  3. 虫歯菌を抑制する働き(フッ素がプラークの中に入り、酸が作られるのを抑える)

この商品を特にお勧めしたい方は虫歯になりやすい方、虫歯予防をしたい方です。

フッ素以外にも歯と歯肉にやさしい研磨材(低研摩材)を使用しています。研摩材が多く含まれている歯磨きペーストは、歯の表面を削ってしまう可能性があります。場合によっては知覚過敏症の原因となることもあります。着色汚れを落とすためには多少の研摩材が必要ですが、できるだけ低研摩材の歯磨きペーストがお勧めです。

「チェックアップ スタンダード」は、五條歯科医院では定番となっている商品で、歯科医療従事者自身でも、使用率の高い歯みがきペーストです。ぜひ、ご使用をお勧めいたします。

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飲みかけのペットボトルにはご用心!

飲みかけのペットボトル内には細菌が発生することを、皆さんはご存じですか?

そして飲みかけのペットボトル内に発生する細菌は、もともと私たちの口の中に居る細菌なのです。

お口の中には非常に多くの細菌がいて、ペットボトルに口をつけて飲むことで、それらが中に入り込んでしまいます。従って、ペットボトルに口をつける度に、細菌を入れたり出したりしているということになります。

ペットボトル内の細菌は、口をつけてから約2時間後から徐々に増えていきます。

麦茶のペットボトルに、口をつけた直後から内部の細菌数を計測した実験では、

2時間後…870

4時間後…10000

6時間後…18000

24時間後…230000

と菌の数が増えていきました。

この結果から、24時間で細菌数は50倍以上も増殖してしまうことになります。

飲みかけのペットボトル飲料中に、こんなにも細菌が増殖してしまうなんて怖いですね。

お口をつけて飲んだペットボトル飲料を、そのまま数時間持ち歩いて飲み続けたからといって、食中毒の原因になる可能性は小さいそうですが、不衛生な飲料を口にして、必ずしも大丈夫とは言い切れないでしょう。

小さなお子さんが飲むのなら、なおさら気を付けてあげたいですね。

次回は、お口の中の細菌について、もう少し詳しくお話したいと思います。

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デンタルフロスについて

歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくいためプラーク(細菌)が除去しにくく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。細いナイロン繊維からできているデンタルフロスを歯間部の清掃に使用するとその部分を効率よく清掃することができます。

歯と歯の間のプラークの除去率は、歯ブラシのみの場合が58%、歯ブラシとデンタルフロスの両方を併用すると86%であると報告されています。

歯と歯の間は虫歯になりやすい場所ですので、歯ブラシだけでなくデンタルフロスも併用してケアをしていきましょう。またデンタルフロスは、毎日新しいものに交換してください。

歯と歯の隙間が広いけどデンタルフロスで良いのか、デンタルフロスは歯の被せ物が取れてしまいそうで使用出来ないなど、お困りのことがありましたら五條歯科医院で詳しくお伝えいたしますので是非お越しください。

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