矯正

インビザライン

マウスピース矯正も終盤に差し掛かってまいりました。

きつい事はきついのですが、歯並びが改善してくると、新しいマウスピースを入れる時に、ヘリが捲れるようなことがなくなってきました。

しかし、少しマウスピースの淵が浮き上がってくる為、口内炎になりそうな予感・・・・

歯並びがガタガタの時は、最初のマウスピースの浮き上がりとかは、出っ張った歯が頬を押す為に気にならないのではないかなぁ、と思います。

 

前回の写真を見てもらえば分かるかと思いますが、改善はしているものの、まだまだ側切歯(前から2番目の歯)は自分が満足するほどには治りきっていません。

残り数回で歯並びは本当に自分が求める位置に来てくれるのかどうか?

修正が必要になるのかどうか?

こうご期待!

 

 

保険適用の外科治療

歯科の矯正治療というものは、一部の症状を除いて基本的に健康保険が適用できません。
いわゆる「自由診療」になるため、矯正治療に関する検査料や診断料、治療費などは、医療機関や症状によって、全額自己負担になっているのです。
しかし、厚生労働省が定めた特定の症状に限っては健康保険が適用されます。
保険適応になる特定の症状とは、生まれながらにして異常が見られる先天異常の内の23の疾患と顎変形症の2種類になります。
歯科の矯正治療に関連する保険適応になる特定の症状としては、顎の骨の形や大きさが原因で歯の噛み合わせに問題が出ている方や、顔の形に顎の変形が目立っている症状の顎変形症に指定されています。
顎変形症の具体的な指定症状としては、上顎前突症、上顎後退症、下顎前突症、下顎後退症、開咬症、顎骨非対称症例などが挙げれます。
また、顎変形症の治療を保険診療として行うためには、顎離断等の顎の骨を切断する手術を行うことが前提となっています。
外科手術の術前や術後の歯並び・噛み合わせを調整する為の矯正治療を保険適用とするには、顎口腔機能診断施設に指定されている医療機関での受診が条件となります。
指定機関についての問い合せや補助金の申請手続きは、管轄の保健所又は福祉課で受け付けています。

治療中の歯磨き

矯正治療が始まると、装置を取り付けている為に以前と比べて口の中は食べカスが残りやすい不衛生な状態になるため、特に丁寧に歯磨きを行う必要があります。
歯に付いた食べカスやブラッシング不良による磨き残しは、時間が経過するとプラークとよばれる細菌の塊になってむし歯や歯周病の原因となってしまいます。
矯正治療中の歯磨きのポイントが幾つかあります。
まずブラケットの周りでは、ブラケットを中心にして歯を上と下に分けて磨いていきます。
この時、矯正装置と歯の間に歯ブラシを斜め45度にあてるようにして下さい。
歯と歯の間を磨く時は、歯ブラシを縦にして歯ブラシの先端で磨くようにします。
他には、デンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシを使って丁寧に汚れを落とすようにして下さい。
歯の表側に矯正装置をつけた場合、歯ブラシの毛先の接触する面積が大きすぎるとブラケットの細かい部分にあたらないで磨き残しを作ってしまいがちです。
この場合は矯正用の歯ブラシで磨くことをお勧めします。
逆に歯の裏側に矯正装置をつけた場合には、歯の裏側は1本ずつ歯を磨く方法が適していますのでワンタフトブラシだけで磨くようにして下さい。
むし歯や歯茎の治療によって矯正治療期間が延びてしまわないように、毎日の歯磨きも治療の一環といっても過言ではないのです。

部分矯正

一般的な矯正治療は噛み合わせ全体を考慮して、多くの場合は歯の全てに矯正装置を付けて治療していきます。
しかし、前歯の歯並びだけを矯正治療で治したいと考えている方も多いといわれています。
実は前歯の一部分だけを矯正する部分矯正というものがあるのです。
部分矯正というのは自分が治療したい部分だけに矯正装置をつけ、歯並びを改善していく方法です。
全体的に行う一般的な矯正治療と比較して、部分矯正は治療期間の短縮や費用などが低く抑えることができます。
一般的な矯正治療の場合は平均して治療終了までに1~3年ほどかかりますが、部分矯正では前歯だけを動かしますので、全体を動かすよりも治療期間はかなり短くなり、3ヶ月~1年位で治療が終わるケースが殆どです。
治療費用を比較すると、一般的な矯正治療だと75万円~100万円程度を必要とするのに対して、前歯だけの部分矯正なら20万円~40万円程度とリーズナブルに治療することができるのです。
例えば、前歯の部分的に気になる所(前歯が重なって整っていなかったり、変な八重歯になってたり、逆に隙間が開いている場合)だけを治す部分矯正であれば、全体の矯正治療よりも気楽に治療できるのではないでしょうか。

クリアアライナー

ワイヤーレス矯正のページでは、マウスピースタイプのインビザラインを紹介しましたが、もう一つのワイヤーレス矯正にクリアアライナーというものが登場しています。
もう一つの新しいワイヤーレス矯正のクリアアライナーは、韓国の矯正専門医が開発したインビザラインと同様の透明な取り外しが可能な矯正装置です。
このクリアアライナーは、プレートの材質がインビザラインと比較してさらに薄く、より審美的なメリットがあるのが特徴になっています。
ただ、インビザラインでは最初の型取りのみで済みますが、クリアアライナーの方は新しいプレートの作成に毎回歯型をとる必要がある点で違いがあります。
また、インビザラインはアメリカで作られ装置の完成まで2ヶ月弱を要するのに対して、クリアアライナーは日本の東京で作られているので10日ほどの短期間で出来上がるのも大きな違いになっているのです。
クリアアライナーは矯正の進行に応じて段階的にオーダーメイドの型を変えていきますが、毎回歯型をとって装置を作ります。
日本国内で製造するため10日ほどで完成しますが、毎回その期間が空くので最終的にはインビザラインよりも治療期間がかかるといわれています。
ただ中断期間があるため、治療途中にむし歯を治療することが可能になっているのです。

インプラント矯正

近年よく聞かれる医療用語にインプラントがあります。
一般的なインプラント(人工歯根)とは、抜歯したところの骨に医療用のネジを埋め込んで、そのネジを土台にして連結部のアバットメントと人工の歯を装着する治療法です。
実は矯正治療にも、このインプラントが採用されているのです。
新しい治療になるインプラント矯正とは、矯正用インプラントを使って歯並びを治療する方法になります。
このインプラント矯正を行うことによって、今までなら抜歯するケースだった歯並びの矯正を抜歯せずにできたり、治療期間を短縮できたりすることができるようになっています。
矯正用に使用するインプラントは一般的な歯科用インプラントとは違い、長期間に渡って使用するものでも噛むためのものではありません。
あくまで矯正用だけに使うインプラント自体は、長さは10mm程度、太さは1.5〜3mm程度のごく小さなインプラントを使用します。
矯正用インプラントを挿入する方法としては、まず麻酔をして、矯正用インプラントを入れる場所に1mm程度の穴を空けていきます。
その後に矯正用インプラントを穴の中に挿入していきますが、要する時間は15分程度で痛みや出血はほとんどありません。
このインプラント矯正のメリットとしては、抜歯をせずに矯正治療をできるケースがある点、矯正の治療期間を短くできる点、複雑な装置を使わないで済む点、動かしたい歯だけを動かすことができる点、治療中のむし歯のリスクを減らせる点、などが挙げられます。
対するデメリットとしては、歯科用インプラントのように長期間使うものではないため早い段階で抜けてしまうことがある点、治療後に取り除く必要がある点、などありますが、これまでの矯正治療の大きなネックだった長期間の治療期間が大幅に短縮される点が特に注目されているのです。

コルチコトミー手術

一般的な成人の上下顎の矯正治療を行った場合では、歯を動かす期間は通常2年を要しています。
しかし、歯列矯正とコルチコトミー手術を併用すれば矯正の治療期間を最短12ヶ月は短縮することが可能といわれています。
このコルチトミー手術とは、簡単にいうと骨にスジを入れて早く歯を動かす矯正方法になります。
矯正用ブラケットを装着する前に歯茎の手術を行い、歯茎の骨の代謝を促進して歯の動くスピード を早くしていきます。
外科手術というとリスクを心配されるかも知れませんが、手術自体は歯肉をはがして手術する歯槽膿漏の手術と同じで危険性はなく、入院する必要もなく2時間ほどで終わるのです。
このコルチコトミー手術の進め方としては、まず患部に局部麻酔をしたあとに歯茎に切開線を入れていきます。
次に歯肉を剥がして歯槽骨を完全に露出させたら、手術用タービンで歯槽骨にミゾを入れます。その後に歯肉を元に戻して縫合して、感染防止のためのパッキング剤で固定して手術が終了になります。術後は一般的な抜歯と同様に感染予防の薬が処方されて、抜糸は1週間後になります。
このコルチコトミー手術後、通常の矯正治療と同じようにブラケットを装着し歯を動かしていくのです。
コルチコトミー手術のメリットは、歯周組織の改善ができて治療期間が短縮できる点や、抜歯をせずに治療できるケースが多い点などが挙げられます。
しかし、この治療法は簡単といっても手術を伴いますので成人を対象としており、歯や歯槽骨の状態などを総合的に診断して施術が可能かどうかを慎重に判断しなければならないので、誰でも受けることができるわけではありません。

ワイヤーレス矯正

従来の矯正治療に使用されていた、歯の表側に目立つ金属装置が理由で矯正治療に踏み込めない方達が多いようですが、最近では目立たない装置も数多くあります。
その代表的なものにマウスピースタイプの矯正装置があります。
そのマウスピースタイプの一つであるインビザラインは、不正咬合を治療するために患者様だけに合ったカスタムオーダーで作られる矯正装置になります。
インビザラインは完全オーダーメイドの透明で薄いマウスピースなので、歯に装着しても自然な印象で矯正していることが他人に気付かれにくい装置です。
装着中でも口許を気にせず笑顔になれるため、人前に立つお仕事の方々の多くがインビザライン矯正を利用しており、自分で取り外し可能なので食事や歯磨きの時には自分で外すこともできます。
従来のワイヤー矯正では自分で取り外しができないために、食事制限があったり自宅での歯磨きがうまくできないというデメリットがありました。
しかし、インビザラインなら簡単に取り外しと装着ができますので、口内を常に清潔に保つことが可能で歯周病やむし歯のリスクも抑えることができるのです。
口腔内の舌や粘膜を傷付けることや口内炎のリスクも殆どなく、金属アレルギーのある方や妊婦の方でも安心して矯正治療を受けられるメリットもあります。
コンピュータを使用して歯の動きを三次元的にシュミレートし、透明な装置を治療終了まで順々に取り替えていく全く新しい矯正治療法がインビザラインなのです。

歯を安定させるリテーナー

リテーナーとは、一言でいうと矯正装置で動かした歯を安定させる大切な保定装置になります。
矯正治療による歯の移動は、ブラケットなどの矯正装置によって圧力をかけられた歯の周りの歯槽骨と呼ばれる骨が溶けて、その溶けた隙間に新しい骨ができることを何度も繰り返して起こります。
つまり、歯の移動が終わった後も歯の周辺の骨はしっかり固まっている訳ではなく、まだまだ不安定な状態なのです。
それだけではなく、歯と歯茎を結んでいる繊維の形は変化しないために、新しい歯の位置から元々あった歯の位置に引き戻そうとしています。
そんな不安定な歯の状態を保つ為の装置がリテーナーなのです。
リテーナーには取り外しのできる可撤式リテーナーと、取り外しができない固定式リテーナーがあります。
矯正治療を終えてから1年間は、歯がまだまだ後戻りしやすい状態なので取り外しができるリテーナーであっても、1年間は歯磨きをする時以外は常に装着しておかなければなりません。
リテーナーをはじめて1年位すると徐々に歯の位置が固定されてくるので、定期的な観察をしながら少しずつリテーナーを外す時間を増やしていきます。
最初は食事の時間だけ、次に1時間、次に3時間、そして次に6時間、その後に夜の就寝時のみ、というように段々と外す時間を延ばしていくのです。
個人差はありますが、リテーナーが必要な期間はブラケットなどの矯正装置をつけた期間と同じ位の2~3年ほどといわれています。

痛みを和らげる装置

矯正治療には、どうしても「目立つ」「痛い」というイメージがありました。
審美的に「目立つ」という点は、歯の裏側にブラケットを取り付けるリンガルブラケットというタイプや、ブラケット自体が歯の色に近いセラミックブラケットなどを選択することで改善できるようになってきましたが、「痛い」を和らげる方法はないのでしょうか?
矯正治療は、矯正用ワイヤーを使って歯根膜に圧力をかけながら少しずつ歯を動かしていくため、どうしても歯が締め付けられるような痛みが発生してしまいます。
痛みを和らげるには、与える力を抑えながら穏やかな力でゆっくり動かすことが求められていたのです。
この矯正治療に伴う痛みを和らげる装置として最近注目を集めているのが「超弾性ワイヤー」と呼ばれる新しいワイヤーなのです。
この柔らかくて弾力に優れた素材で作られたワイヤーは、ある設定温度を超えると元の形に戻ろうとする形状記憶合金の性質を利用したもので、最初にワイヤーに理想的な歯並びの形を記憶させてから装着すると体温で温められたワイヤーはゆっくりと元の形に戻ろうとするのです。つまり、形状記憶合金ワイヤーの性質を利用して、柔らかい力でゆっくりと歯を動かしていくので痛みを和らげることができる仕組みになっているのです。
今までの矯正装置では、細い針金やゴムなどを使って歯を動かすワイヤーをブラケットに固定していて、その時のワイヤーとブラケット間の摩擦が痛みを生じさせる原因となっていました。
新しく開発されたセルフライゲーションブラケットはブラケット自体がワイヤーを保持する構造になっているので、従来の摩擦が軽減されてスムーズに歯を動かすことが可能となっているのです。
このセルフライゲーションブラケットは歯の移動に伴っていた痛みが少なくなり、治療期間の短縮にも役立つ有効なシステムなのです。