歯科用語集
あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ
ら行
ラバーダム防湿法
治療する対象の歯をゴム製のシートで隔離し、治療を行う方法。穴を開けたゴムのシートを治療する葉の歯冠部に通し、ラバーダムクランプで歯に固定した後シートを口腔外に広げ、フレームで保持する。 切削時の粉塵や汚物、薬剤の口腔内への悲惨や小さな器具の落下時に患者が飲み込んでしまうなどの偶発的な事故を防止することができる。 無菌的操作を必要とする歯内療法時や小児の歯科診療時に有効な方法である。
ラバーボール
石膏や印象材などの練和に用いるゴム製のお椀型の容器のこと。大きさは大・中・小の3種類があり、一般的には中型、大型のものが使用されている。
リーマー
根管壁を切削する器具で根管の拡大形成に使用される。器具の大きさ、長さ、柄の部分の色が統一されている。主にキリのような役目で細い部分を拡大する際に使用される。通常は手指での操作用であるが、エンジンによる回転力で切削するエンジンリーマーなどもある。
リコール
メインテナンスのために患者に定期的に来院を促すこと。特に、治療を終了した歯周患者の健康状態維持のためには必要不可欠である。
☆ メインテナンス:治療が終了し、治癒した状態を長期にわたって維持すること。
リテイナー
ブリッジの製作過程において歯冠形成の終了後ブリッジ装着までの間、一時的に装着されるもの。支台歯・歯周組織の保護、支台歯およびその隣の歯牙、対合歯の移動防止などが目的。
レジン歯
樹脂で作られている人工歯のこと。アクリル樹脂が主な材料となっているものが最も広く用いられている。陶歯と比べて接着性があること、削合、研磨が容易であること、衝撃に強いことが利点である。しかし、磨耗しやすい、変色しやすいなどの欠点もある
連合印象
2種類の印象材を組み合わせて印象を行う方法。2種類の印象材を同時に操作して使用する方法と2種類の印象材を2度に分けて使用する方法がある。前者はアルジネート印象材と寒天印象材、後者はコンパウンドとラバー系印象材などの組み合わせがある。
練板
主にセメント類の練和に使用される板のことで、厚いガラス製のものが多い。これは硬化時間が温度に影響されることが多いためで最近では温度計や冷却装置を組み込んだものもある。 ほかに紙製の練板もある。紙製の練板は練和紙ともいい、根管充填用の糊剤などの練和時に使用する使い捨てのものでもある。
練和
印象材、石膏、セメントなどをこねるようにして繰り返しかき混ぜ、むらのない均一な状態とすること。
ろう着
2つ以上の金属製の修復物を連結するために用いられる手法。母材の融点よりも低い融点を持つ組成の異なる金属(中間金属)を溶かして継ぎ目に付け、接合する方法である。中間合金の融点が427度(日本では450度以上)の場合をろう付け、それ以下の場合をハンダ付けというが、ハンダ付けは耐変色性や耐食性、強度などの点で歯科に使用するには満足できない方法のため用いられていない。
☆ 融点:固体が熱のため溶けて液体となることを融解といい、融解し始める温度を融点という。



