かかりつけ機能強化型歯科診療所と中核病院の連携

世界1位の長寿国を誇る日本ですが、それは同時に高齢化社会の様々な問題への対応に追われる事を意味しています。

 

2015年の国連の調査によると、主要先進国の人口年齢分布として日本は60才以上が33.1%、80才以上が7.8%、といずれも主要先進国ではトップになり、まさに高齢化社会としての日本は不動の位置づけになっているのです。

 

現在の日本において、介護問題は避けては通れないほど逼迫した大きな問題といえます。

 

自力で色々な活動が可能な状態で生活できる寿命を健康寿命といいますが、様々な病気や認知症によって介護を必要とする要介護者は平成28年12月時点で460万人と報告されているのです。

 

在宅療養をされている高齢者には多くのサポート体制が必要とされます。

その中には、歯科医院に通院できない高齢者も含まれているのです。

 

訪問診療も認定要件になっている「かかりつけ機能強化型歯科診療所」ですが、充実した医療の実現には他の医療機関との連繋も必要になってきます。

一般医療のかかりつけ医や入院医療、在宅医療と歯科医療、薬局、訪問看護、介護などのネットワークを構築して、患者を支えるこれら全てが連携して機能を発揮し、患者の状態に応じた質の高い医療を提供することや、医療と介護の切れ目のない連携を図ることが求められてくるのです。

 

「かかりつけ機能強化型歯科診療所」は地域包括ケアの担い手となる事が期待されているのです。