レントゲンによる被ばく量

歯科を含めた医療では、人体に影響があると言われている放射線(X線)を使って検査や治療を行っています。

 

歯科におけるレントゲン検査は、患者さんがむし歯や歯周病の正しい診断を受けるため、また今後の治療に不可欠なものなのです。

 

歯科医院が使用するレントゲンによる被ばく量は、身体に影響が出ると指摘されている量よりもはるかに少ない量を使用しています。

そして、必要な患部のみに必要最小限のX線量で正しい診断が下せるように検査を行っていますので、放射線による影響をご心配されることはありませんので安心して検査をお受け下さい。

 

国際放射線防護委員会(ICRP)は、一般市民の被曝限度として、平常時では年間約1mSv(ミリシーベルト)が理想的であると勧告しています。

これが放射線業務従事者の年間被曝の上限になると50mSvと設定されています。

 

ちなみに、これ以上の線量では99%が死亡するとされる人体が受ける放射能の致死量に相当する被ばく量67Sv(シーベルト)になります。

この単位のSv(シーベルト)は、mSv(ミリシーベルト)の1000倍の線量です。

 

対して、歯科用CTやレントゲンで受ける放射線量は歯科用CTの場合で1枚あたり 0.1mSv (ミリシーベルト)、口の中に入れて撮影する小さいデンタル写真だと1枚あたりCT1/10相当の0.01mSv 、お口全体が撮影できる大きいパノラマ写真で1枚あたり0.03mSv なのです。

これらは、一年間の限度とされる値の10から100分の1の値であり、胸部や胃のX線検査で浴びる放射線被ばく量よりもかなり少ない値といえるのです。

 

歯科のレントゲン検査は、妊婦の方でも安心して受けられる安全な検査なのです。