歯科検診とかかりつけ歯科医院

「8020運動」というものがあります。

これは、80才になっても20本以上の歯を維持して健康な日常生活を送ることを目標にしようという、歯科保健推進の運動なのです。

 

歯が20本以上あれば殆どの食品の咀嚼が容易であるとされていますが、残念ながら現状では、80才で20本の歯を維持されている方は僅か7%程度にすぎません。

この80才になられる大多数の方々が、むし歯や歯周病によって多くの歯を失っているのです。

 

むし歯や歯周病の原因は、歯に付いたプラーク(歯垢)といわれています。

プラーク内の細菌によって引き起こされる感染症は、生活習慣病でもあるのです。

この生活習慣病とは、「食生活や運動習慣、喫煙や飲酒などの生活習慣が、その発症と進行に関与する疾患群」と定義されています。

つまり、細菌が原因となり感染していきますが、発症や進行するかはその人の生活習慣によるものなのです。

 

定期的に「かかりつけ歯科医院」の健診を受けることで、これらのむし歯や歯周病の発症や進行を防ぐ事ができます。

 

また、一旦治療が終了した歯であっても、装着した人工物が永久にもつことはありません。

治療から何年か経過すると、色々な問題が新たに発生して治療したはずの部位にトラブルが再発することも珍しくないのです。

こんなトラブルも、継続した健診を受けて早目に対応していくことで重症化させないことができます。

 

高齢になると、口の中のトラブルが全身の健康状態の悪化に繋がるケースも少なくありません。

高齢者ほど、「かかりつけ歯科医院」での歯科検診が必要になってくるのです。