衛生士とレントゲン

人体に対して放射線を照射できるのは、診療放射線技師、医師、歯科医師のみが行えると定められています。

 

もし、これらの資格のない歯科衛生士や助手が行うなら、診療放射線技師法違反となり、当事者、および指示をした歯科医師は処罰される事になっています。

過去には、歯科医師が歯科衛生士と助手にX線撮影をさせていた疑いで逮捕された事件があり、該当の歯科衛生士と助手は書類送検されています。

 

歯科衛生士の曝射(放射線の照射)は違法ですが、フィルムを咬ませたり、歯の内側に固定するには歯科衛生士でも問題ありません。

 

ただし、動物病院において犬や猫など人間を除く動物に対しては特に資格は必要ないとされています。

 

歯科衛生士や助手などの無資格者がX線撮影をすると、人体に影響は出ないにせよ専門知識を有した放射線技師や歯科医師が撮影するのと比較した場合、患者が数倍から数10倍被曝しているといわれています。

 

診療放射線技師や歯科医師は必要最小限の放射線量でレントゲンを撮ることができますが、無資格者では難しい作業なのです。

 

少ない放射線量で適切に撮影するには技術も知識も必要なんですが 、単にレントゲンを撮影するだけなら通常の10倍ぐらい放射線の量を多くしても綺麗な写真になってしまうのです。

つまり、放射線の量が多いほど情報量が多いということになるので、逆に編集もしやすいということです。

 

歯科衛生士や助手にレントゲンを撮影させる歯科医院は要注意なのです。