レントゲン‐診断‐

レントゲン写真とは、X線を患部に照射して透過したX線をフィルムに焼き付けることによって画像にして内部の様子を確認する検査です。白黒のレントゲン写真では、骨や金属などのX線を通しにくい部分は白く、空洞や水、脂肪などのX線を通しやすい部分は黒く写ってきます。医師はこれらの患部の状態を注意深く観察して診断していくのです。 歯科のレントゲンでは、堅い部分が白く写り、堅くない部分(穴が空いている、骨がない)は黒く写ります。口の中での堅い部分とは歯や骨、金属の詰め物などになり、堅くない部分とはむし歯や根の中にある神経、そして病変などになります。さらに、このレントゲン写真からは肉眼では見えない歯茎の内部も確認する事ができます。 奥歯のレントゲン写真を撮影すると、歯茎の中に根元が数本あり根元の周りに白くぶつぶつ見えるのが骨になります。ここまでは正常なのですが、根元が二股に分かれている隙間が黒くみえる事があります。この場合、医師はその部分で骨吸収が起こっていると判断します。骨吸収とは細菌などによって古い骨が分解されて壊されていく状態なのです。 医師はこういったレントゲン写真によってトラブルを確認して、周囲の状態を考慮しながら最善の治療を進めていくのです。