木を見て森を見ず

先日レジンアレルギーをここで告白しましたが
今まで皮膚科に行って
「あなたの仕事はなんですか」
なんて聞かれたことがないことに気が付きました
大体顔を見て
「あ、アトピーね。ステロイド出しましょう」
でおしまいになっていたことに気が付きました
そうじゃない先生もたまにはいるんですけどね
歯科の格言に
「タービンをもつな、問診7割」
というものがあります
タービンは歯を削るあの「チュイーン」っていうやつです
患者の話を聞かずにすぐに歯を削っちゃだめだよ
過去の病状、病気の歴史を聞くだけで7割の診断ができるから
まずはしっかり患者s難お話を聞く問診をしようね
という意味合いです
今日の患者さんでも似たような方が居ました
「歯が痛いんです」
「ほう、それで」
「歯茎が腫れているんです」
「今までどのような治療をしました」
「前の先生は『かみ合わせが高いからくいしばっている』ということで歯を削りました。でも治りません」
「その前はどうでした」
「前の前の先生もかみ合わせが高いのではと言って歯を削りました」
「それまではどうでした?」
「前の前の先生が神経を取ってかぶせ物をしてくれました。そのあたりから咬むとおかしかたんです。聞いてくださいよその医者ったらねー…」
ここまで全く口の中を見ていませんが歯医者なら
「抜髄後にクラウン入れてから何かがあったから根管治療の失敗じゃないかな」
なんてことを頭の中で計算していきます
もちろん問診だけでは危ないので画像診断やらいろいろ入るわけですが
この患者さんの場合は歯だけではなく実は歯を見た歯科医師にも不満があることがわかってきました
まさに木を見るだけでなく森もみて「何に困っているか、どうなりたいのか」を聞き出すことが重要になります
まずは問診
患者さんの希望と考えをもっとよく知るためにも重要だと考えています