海外トピックス‐イギリスの歯科事情‐

予防歯科に対する制度が充実しているスウェーデンなどを除けば、殆どの欧米諸国の歯科医療費は日本よりも高額といわれていて、それはイギリスでも例外ではありません。 イギリスでの歯科治療は、国民保険の使えるNHSと自費診療のプライベートに分けられます。NHSでは取り合えず安い治療費で治療が受けられ、プライベートでは高水準な治療が受けられる反面、治療費は当然高くなってきます。プライベートだと日本で数千円位で治療できるむし歯1本を治すのに数万円もかかるのが珍しくないのです。 NHSと呼ばれる保険適用の医療機関による歯科治療は、一例として、検査が1回約2700円(2014年3月レートの16.2ポンド)、抜歯や神経治療、詰め物などは1回約7700円(同£44.6ポンド)ですから日本と比べてそれほど高額ではありませんが、登録制度の廃止によってNHSの歯科医院が減少していて中々予約が取れない問題があります。日本では考えられませんが、次回の予約が二ヶ月先というケースもあるようです。 一方のプライベート診療だと、すぐに診察が受けられるメリットがあるものの、前述のNHSの治療費の5~10倍を請求されるのが一般的のようです。 日本は国際的に見て、歯科に関する治療費はかなり安い事がご理解頂けると思います。