キリンの舌はなぜ黒い

黒毛舌(こくもうぜつ)というものがあります。口腔内環境が悪く、舌の表面に黒色の舌苔が付着したものです。

これと違って舌全体が黒い動物がいます。それはキリンです。哺乳類でもイヌやネコ、ウマの舌はヒトと同じピンク色をしていますが、どうしてキリンの舌は黒いのでしょう。

キリンの好物はアカシアです。アカシアは背の高い木でトゲがあります。それを舌で避け、トゲの間にある葉を食べます。つまり、キリンの舌はアカシアのトゲにより食事のたびに傷ついているのです。

このような刺激から舌を守るために、メラニンが必要になります。メラニンは皮膚の色を決定する色素で、例えば有害な太陽の紫外線から皮膚を守ってくれます。(紫外線で皮膚が黒くなるのは、メラニンが増えるためです)。同じように、何度も刺激を受けているところは、メラニンを増やして防御しようとするのです。

ちなみにヒトの舌にメラニン沈着が見られたらアジソン病が疑われます。お口の中の変化を気軽に相談できるのが、かかりつけ歯科医や歯科衛生士です。金沢区にある五條歯科医院に是非ご相談ください。

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