ニキビと歯科金属アレルギーの関係を知ろう

みなさんはニキビができたことはありますか?

炎症性皮膚疾患であるニキビは、顔面や胸背部の毛包や脂腺系で起こる脂質代謝異常で、角化異常、細菌の増殖が原因で起こります。そしてこのニキビは、睡眠不足、栄養バランス、乾燥、ホルモンバランス、金属アレルギー、冷え、ストレスなどが複雑に関与し発現することが知られています。

歯科とニキビとは、一見関係のないように思えます。しかし、歯の詰め物に金属材料を使用することがあるので、金属アレルギーという点で関係しています。

この歯科用金属によるアレルギーは、歯科治療後すぐに症状が現れるとは限らず、何年も経過してから突然発症することもあるため、ニキビの原因が歯科金属アレルギーとは気が付かない方も多いようです。

歯科金属アレルギーの発現機序としては、まずお口の中の金属が唾液で溶け出し金属イオンとなり、これが体内でたんぱく質と結合し、新しいたんぱく質を作ります。この新しいたんぱく質が異物とみなされると、免疫が過剰反応することでアレルギー症状を引き起こします。アレルギー症状はニキビの他にも、手足の皮がむける、舌が白くただれる、味覚異常、口内炎、口唇炎、頭痛、肩こり、立ちくらみなどがあります。

歯の詰め物とはいえ、大切な体の一部となるものです。治療中に詰め物などの材料が必要となる場合は、慎重にご自身に合ったものを選択する必要があります。(歯科金属アレルギーが疑われる場合、かかりつけ皮膚科等での正確な診断、原因となる金属の検索が必要です)

五條歯科医院ではそれぞれの患者様に合った歯科材料の提案や、選択のお手伝いをしております。お気軽にご相談ください。