唾液腺マッサージ

こんにちは、五條歯科医院で受付を担当しております日比と申します。皆さんは「唾液腺マッサージ」を知っていますか?

お口の中には、唾液腺と呼ばれる唾液を作っている場所があります。ご高齢になるとこの唾液腺の機能が低下することから、唾液の量が徐々に少なくなっていき、いわゆる口腔乾燥症を引き起こすことがあります。さらに、おしゃべりの機会が少なくなったり、お食事が口から充分に摂れなくなったりすると、口腔乾燥はますます進んでしまいます。

唾液の分泌を促すために唾液腺を刺激することを、唾液腺マッサージと言います。唾液腺マッサージをすることにより唾液の量が増え、口腔乾燥の方のケアがしやすくなるのみならず、お口が開けやすくなったり、食べることや飲み込むことがしやすくなったりします。また、お口の自浄作用(自分自身できれいにする作用)が、効果的に働くことが期待できます。

次にマッサージのやり方を説明します。

唾液腺はお口の中に3か所あります。

1.耳下線(じかせん)

耳下線は、耳の前(上の奥歯あたり)付近にあります。梅干など酸っぱい食べ物をイメージすると唾液がよく出てくる場所です。ここに指を数本当てて、前に向かって指全体でやさしく10回ほどなでます。

2.顎下腺(がっかせん)

顎下腺は、下顎の骨の内側のやわらかい部分にあります。ここに親指を当て、耳の下から顎の下まで3~4か所に分けて順に押していきます。

3.舌下腺(ぜっかせん)

舌下線は、舌の下の顎のとがった部分の内側にあります。顎の下からこの部分に両手の親指をそろえて当て、10回くらい上方向にゆっくり押し上げます。

ぜひ、皆さんもやってみてください。