糖尿病と歯周病②

前回は、糖尿病についてお話ししました。今回は、糖尿病と歯周病の関係についてお話ししたいと思います。

歯周病は感染症であるため、その進行度合いは体の免疫力に左右されます。糖尿病は免疫力が低下した状態になるため、一般的に感染症に対し脆弱となります。従って、糖尿病が適切にコントロール(適切な血糖値のコントロール)されていないと、感染症である歯周病は重症化しやすく、歯周病治療を開始してもうまく進まないことがあります。つまり糖尿病と診断された方が、歯周病を適切に管理し治療するためには、歯周治療に先立ち、まずは糖尿病の治療を行うことが重要と言えます。内科に通院し血糖値の推移の管理、食事、運動、服薬などの指示を守り、血糖値を適切にコントロールしましょう。

歯科領域としては、糖尿病に罹患している方は罹患していない方よりも歯周病菌を殺す能力が低いため、歯周病菌を機械的に減らすことがとても重要です。機械的に減らすとは物理的に除去することであり、具体的にいうと歯磨きです。歯周病菌は、その他の多種の菌と集まり、歯垢(プラーク)を形成して歯に付着しており、自然にはなかなか除去されない状況となっています。従って、毎日の歯磨きで歯垢を機械的に落とすことがとても重要です。また、歯磨きが効果的にできているかを定期的にチェックしてもらう必要もあります。歯科衛生士と二人三脚で管理していきましょう。その際、ご自身での管理が難しい部分については、プロフェッショナルケアを行い、歯科衛生士がフォローします。五條歯科医院の歯科衛生士に是非ご相談ください。

関連する予防歯科のページはこちら