花粉症に効果のあるヨガポーズ1

こんにちは。歯科衛生士兼ヨガインストラクターの山崎です。

春になり、花粉がとても多く飛散する季節になりました。来院される患者さんにも花粉症の患者さんがとても多いです。そこで、今回は、花粉症の症状緩和に効果のあるヨガのポーズをお伝えしたいと思います。

花粉症は戦後に初めて報告された、比較的新しい病気です。日本では、1960年代からわずか40年間で花粉症の方(特にスギ花粉症)が急激に増加しました。その理由は主に以下の通りです。

スギ花粉の増加

戦後、大量に植林されたスギが伐採されずに残り、開花適齢期を迎えています。その上、地球温暖化の影響により、春のスギ花粉飛散量が増えているようです。

排気ガス・大気汚染

排気ガスなどで汚染された大気中の多くの微粒子により抗体が産生されやすくなり、花粉症の発症を促進します。また、舗装道路の普及により、一度地面に落ちた花粉が再び舞い散りやすいようです。

食環境の変化・不規則な生活リズム

高タンパクや高脂肪の食生活。不規則な生活リズムやストレスの多い生活なども、アレルギーを起こしやすくしています。

私たちの体は、“花粉”という異物(アレルゲン)が侵入すると、異物を受け入れるかどうかを考えます。この時、体が“異物を排除するべき”と判断した場合、異物と反応する物質をつくる仕組みをもっています。この物質をIgE抗体」と言います。抗体ができた後、再び花粉が体内に入ると、鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合します。

その結果、肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、花粉をできる限り体外に排除しようとします。くしゃみで吹き飛ばす、鼻水・涙で洗い流す、鼻づまりで中に入れないよう防御するなどです。これが花粉症の症状なのです。

花粉症のアレルゲンは植物の花粉ですが、そもそも花粉に対してアレルギー反応を起こしてしまう身体にも原因があると言われています。

身体側の原因の代表的なものが、自律神経の乱れです。そこで、自律神経の乱れを緩和する方法としてヨガをおススメしたいと思います。ヨガは基本的に鼻から呼吸を行います。口呼吸をしていると直接口から花粉などのアレルゲンが入りやすくなっています。鼻呼吸を行うだけでも花粉を吸い込む量が減ります。また、少し時間がある時は、深く吸って、深く吐くことを意識してみてください。大きくゆったりした呼吸には、交感神経を鎮める作用があります。呼吸を変えるだけで、身体の感覚が変わってくることが実感できると思います。

次回は花粉症に効果的な実際のヨガのポーズをお伝えしたいと思います。