乳歯から永久歯への生え変わり

子供は身体の成長に伴って顎も成長していき、6才頃から12才頃にかけて「乳歯」から「永久歯」へと生え変わっていきます。永久歯が全て生えそろうと噛む力が強くなって、色々な食べ物を上手に食べられるようになっていくのです。
乳歯の元になる歯胚は大体妊娠7~10週目に作られますが、永久歯の中で最も早く生えてくる第一大臼歯や前歯は妊娠3~5ヶ月頃には歯胚が作られはじめ、時間をかけて次第に成長していきます。
生え変わりが始まる6才頃には、顎の中の乳歯の下で生える準備をしています。生えはじめの歯はまだ未完成で、歯の根まで完全に完成する迄には2~3年かかります。
後から生えてくる永久歯の歯冠部が完成して歯の根の部分が作られ始めると、今度は乳歯の根元を溶かす細胞が現れて少しずつ溶かされていきます。やがて乳歯の根が溶けていくと、少しずつ乳歯はグラグラになって抜け落ち、永久歯に生え変わっていくのです。
生え変わってきた永久歯の歯の表面は粗いために汚れが付着しやすい上に、酸に対しての十分な抵抗力もないため、むし歯になりやすい状態にあります。ですので、この幼児期の早い時期からフッ素を塗布するなどの積極的なむし歯予防が必要になってくるのです。