歯の並びと口呼吸と8020【2017年第一回釜利谷臨床歯科学会】

2000年から8020運動が推奨され、いまでは50%を超える人が20本以上の歯を持つことが出来ました。20本以上の歯があると一気に食生活がよくなり、医療費の軽減、健康長寿、幸福の実感にも差が出てくることが首都大学の研究で明らかになっています。

 

では、どうやったら20本の歯を持たせることができるのでしょう?

 

そのキーワードが歯並びにあることが解ってきました。日本人の多くに骨格的な問題があり、頭蓋と鼻腔と口の成長にアンバランスあるため子供のころに鼻づまり、アレルギー、喘息などが起きやすいことが解ってきています。鼻づまりのため鼻呼吸が出来ず、口呼吸になった結果、常に口が「ぽか~ん」とあいていて姿勢も歯並びも悪くなる。特に最近多いのが、スマートフォンを姿勢が悪い状態でいじっている子供です。そのほとんどが、口は「ぽかーん」と開き、歯並びが悪くなっています。歯並びが悪くなれば当然磨きの残しも出てきますし、強く当たるところが出てきてむし歯や歯周病になっていきます。結果、80歳までに20本以下の歯の本数になってしまいます。子供のころに口呼吸を見直し、歯並びを整えることはその人の生活を向上し、幸福の実感につながります。

このたび、歯科医師として多数の子供たちに口呼吸の弊害を伝え実践している、船橋静香先生に研修をご依頼し、医院のみんなで受講させて頂きました。

年100症例を超える子供の管理をする中で船橋先生が見えてきたこと、いろいろな論文からの考察を聞かせていただきました。むし歯になりやすさ、歯列不正を防ぐためにも1年生のころには歯科での管理を開始したほうがよいこと。8020が達成できない人のほとんどに歯列不正があったこと。そして口の周りの筋肉のエクササイズで見た目だけでなく呼吸などの機能も変わってくることを勉強できました。

当院でも口呼吸の弊害を伝えるセミナーを昨年から定期的に行っています。もしご興味があればぜひいらしてください。

 

▼おまけ写真コーナー♪(^u^)

勉強会の中休みのお楽しみ♪

みんなでランチタイムの時の写真☆彡

他の歯科医院のスタッフのみなさんと交流ができて、とても良い刺激になりました!