予防歯科

口呼吸を治しましょう

呼吸とは本来、鼻から息を吸い鼻から息を吐く“鼻呼吸”が正常な状態ですが、最近は口から息を吸って口から息を吐く“口呼吸”をしている人が増え、問題視されています。

なぜ、口呼吸がいけないのか。それは、空気中には、ほこりや細菌、ウイルス、花粉、有害な排気ガスなど体に有害な物が含まれています。鼻呼吸ではその大部分が自然にろ過されますが、口呼吸では直接喉を通り肺に入ってしまいます。さらに、口や喉が乾燥しやすくなり、唾液の分泌量も減ってしまいます。その結果、歯や歯茎にも悪影響があります。

以下の項目に該当する方は、口呼吸になっている可能性があります。

  • 無意識に口が開いている
  • 食事の時にクチャクチャと音を立てる
  • 朝起きた時に喉がヒリヒリする
  • 歯並びが悪い
  • 唇がよく渇く
  • 口を閉じると顎の先に梅干状のしわができる
  • いびきや歯ぎしりがある

金沢区の五條歯科医院では、口呼吸を改善し鼻呼吸へと誘導する治療に積極的に取り組んでいます。お気軽にご相談下さい。

「歯」にまつわる伝承

歯に関する言い伝えを、何かご存知ですか?

♪鬼の歯と取り換えて・・・♪

子どもの頃、乳歯が抜けると、祖母と一緒に歌いながらその歯を屋根に投げていました。

当時は、何の疑問もなく、ただ何となくそういうのもだと繰り返していましたが、思い返してみると、「鬼の歯って何?」「なぜ歯を投げるの?」「歯をごみと一緒に捨てないだけ?」次から次へと疑問が湧いてきましたので、今回は歯にまつわる伝承を調べてみました。

神奈川県歯科医師会のホームページで「生活の中にみられる歯につながりのある故事・ことわざ」を特集していますが、たくさんある「歯」に関する言い伝えの中に「歯が抜けたときは、上の歯ならば床下に、下の歯ならば屋根に投げると、後の歯が具合よく生えてくる(乳歯が生えかわるとき)」とありました。明治生まれの祖母からの言い伝えは、私の田舎固有のものではなく、他の地域でも伝えられていたのだと知り、少しだけ感動しました。

しかしながら、乳歯の後に鬼のような歯が生えてきたら・・・考えただけでゾッとしますが、歯科医療が当たり前でなはなかった古の人々の生活では、長生きするためには、頑丈な歯がいかに大事なツールだったのだと想像できます。そして丈夫な歯を持った人々は、鬼のように強く生き残ることができた、という証なのかもしれません。

以前、「〇〇〇は歯が命」と某歯磨剤のコマーシャルが放映されていましたが、いつの時代も「歯が命」であることに変わりはありません。金沢区の五條歯科医院は、歯の健康を守る「健口管理士」がいる歯科医院です。お口に関する悩みごとがありましたら、045-791-0118までご連絡ください。

神奈川県歯科医師会

Oral Health Online:https://www.dent-kng.or.jp/

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舌がんについて

最近、ニュースでも話題になっている舌がんを気にして来院される方が増えてきています。

舌がんは口の中にできる「口腔がん」です。口腔がんには「歯肉がん」「口腔底がん」「頬粘膜がん」などいくつかの種類があります。その中で、最も多いのが舌がんと言われています。

まずは、セルフチェックをしてみましょう。

こんな症状はありませんか?

・口内炎が、二週間以上経っても治らない

・硬いシコリがある

・出血がある

・持続する痛みがある

症状は人により様々ですが、早期発見が大事です。気になる方は是非、金沢区の五條歯科医院へご相談下さい。

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乳酸菌タブレットとキシリトールの違い

こんにちは、五條歯科医院で受付を担当しております日比と申します。

今回は、乳酸菌タブレットとキシリトールの違いについてお話ししたいと思います。

キシリトールには、虫歯菌の活動を弱める働きがあり、乳酸菌には、虫歯菌の増殖を抑えてくれる働きがあります。キシリトールは虫歯菌の栄養源にならないため、この甘味料による酸は発生しません。また酸を中和する働きを持ち、唾液も出やすくしてくれるので口の中を虫歯になりにくい状態に保ってくれます。

一方、乳酸菌は虫歯菌を減らす作用があり、歯周病を抑制することができるので、歯周病予防にも効果的です。

金沢区の五條歯科医院でもキシリトールガムや乳酸菌タブレットを購入することができますので、気になる方はぜひお試しください。

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口の中のがんの原因は?

スチュワーデス物語はまさに私の世代のど真ん中ですが、全く観たことがありません。しかしながら、堀ちえみさんが僕らの世代に強烈な印象を残したのは事実です。そんな堀ちえみさんが、ご自身のブログで舌癌の手術を受けたことを公表されました。

長い間、舌癌などの口腔がんは「タバコ」「酒」「合っていない被せ物や入れ歯」が主な原因とされてきましたが、実は隠れた原因に、子宮頸がんでおなじみのヒトパピローマウィルス(HPV)があることが分かってきました。HPVは、簡単に言えば「イボを作るウィルス」であり、脊椎動物のほとんどに分布しています。1980年代に子宮頸癌の研究で、原因がHPVにあることが分かったことで研究が進み、口腔・消化器、泌尿器領域にまで及およぶことが分かってきました。

HPVは、白板症、口腔乳頭腫などの良性病変の発生に、また、口腔領域で最も多い悪性病変である扁平上皮がんの発生に関与するとされています。ここで注意しなくてはならないことがあります。子宮頸部においても口腔領域においても、HPVが感染すれば必ず癌になるというわけではありません。長い持続感染の後に癌になるリスクが高いということです。従って、子宮頸がん検診において、HPVの感染が見つかった方は口の方のがん検診と定期観察が必要になります。

ところで、子宮頸がんワクチンのように、口腔がんを防ぐような方法はないのでしょうか。ワクチンのように、手軽にやることができることも良いのですが、実は日々の歯ブラシや入れ歯の手入れで、口腔がんが予防できることが分かってきています。(日本口腔外科学会雑誌 2010年8月)

論文などによると、将来的には、口腔粘膜への塗布による投与、もしくは食べるワクチンなどが誕生するかも知れないとのことです。しかしその前に、歯ブラシ、定期的なメンテナンス、歯を失わないことが、口腔がんを予防する手軽な方法なのかもしれません。

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リスクをカバーするには

前回、加齢に伴うお口の中のリスクの上昇についてお話ししました。

今回は、そのリスクの上昇をカバーするためのセルフケアについて、お話ししたいと思います。

まず、ご自身で行っていただく歯磨きが大切です。

歯磨きできちんと汚れを取り除くことが、セルフケアではとても重要になります。

歯磨きできちんと汚れを落とせているのだろうか、歯ブラシは自分の歯に適したものを使用しているのか、歯間ブラシのサイズは適切か・・・

これらは一度歯科衛生士に診てもらい、自分に合ったものを選んでもらうことをおすすめします。

歯磨きのポイントとしては、歯の面に対してブラシを垂直になるように当てて、1本ずつ小さく動かして磨きましょう。

そして歯磨きの後、歯を舌で触ってみてください。

ざらつきやぬめり感があるときは、ツルツルした感触になるまで磨いてください。

また虫歯予防のためにも、フッ素を取り入れることをおすすめします。

フッ素には、歯を強くする働き・再石灰化を促進する働き・虫歯菌を抑制する働きがあります。

歯磨きの際、フッ素濃度を保つために歯ブラシにフッ素入り歯磨き粉を2cmつけ、磨いた後のうがいは1回にしましょう。

また、就寝前にフッ素配合のジェルやうがい薬なども効果的です。

次に唾液分泌量の低下を補うために、食後にガムを噛む習慣をつけます。

ガムを噛むことで唾液の分泌を促し、自浄作用(歯の表面が自然に洗浄される作用)を補います。

また唾液の分泌を促す、唾液腺マッサージも効果的です。

これらなどを行なうことで、加齢に対してお口の中のリスクを下げることが可能になりますのでぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

金沢区の五條歯科医院では、ひとりひとりにあった歯磨き指導をさせて頂いておりますので、お気軽にご相談ください。

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歯ブラシの交換頻度

こんにちは、五條歯科医院で受付を担当しております日比と申します。

今回は、歯ブラシの交換頻度についてお話ししたいと思います。みなさんは、歯ブラシをどのくらいの期間で交換していますか?

使用後の歯ブラシにはなんと1億個以上の雑菌が付いていると言われています。また、毛が開いてしまった歯ブラシは清掃能力が極端に低下するだけでなく、歯や歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。ブラシの背中側から見て毛がはみ出していたら交換し、はみ出ていなくても1ヶ月経ったら交換するようにしましょう。

“1ヶ月に1回の交換を忘れそう”という方は、“毎月1日に交換する”などし、覚えやすい日を歯ブラシの交換の日と決める方法はいかがですか。

歯ブラシの使い方についてもっと知りたい方は、ぜひ金沢区の五條歯科医院までお気軽にお越し下さい。

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加齢にともなうお口の中のリスク

年齢を重ねると体にさまざまな変化が現れ、それを加齢変化と言います。加齢変化はお口の中でも起きます。今回は、加齢変化によりお口の中に起きる特徴的な4つのリスクについてお話したいと思います。

1.「歯肉の退縮」

加齢とともに歯を支えている顎の骨が痩せ、歯茎が下がりやすくなります。歯茎が下がることにより歯の根が露出します。歯の根は主に象牙質というものでできており、象牙質は歯の表面(咬む面)にあるエナメル質に比較してとても柔らかく、虫歯のリスクが高まります。

2.「唾液分泌量の低下」

加齢や薬の副作用、噛む力の低下などが原因で唾液の分泌量が減少し、唾液によるお口の中の自浄作用(自然に洗い流される作用)が低下します。自浄作用が低下すると、舌の表面に舌苔(舌に付着する白い苔状のもの)が付きやすく、味を感じにくくなったり味覚が変化したりすることがあります。さらには、嚥下障害・咀嚼障害・発音障害などにもつながることがあります。またお口の中が乾燥することは、虫歯や歯周病の進行・細菌の繁殖による口臭の原因にもなります。

3.「口腔機能や味覚の低下」

口腔機能低下の初期症状として、滑舌の低下やむせ、食べこぼし、噛めない食品の増加などが挙げられます。また、偏った食生活による亜鉛不足も味覚障害の原因の一つとなります。

4.「治療跡の増加」

治療した歯の境目(詰め物と歯の境目)などは汚れがつき易いことがあります。長く生きている分、虫歯や歯周病にかかった経験が多いので、被せものなど治療した歯が多ければ、虫歯や歯周病の発症リスクも高まります。さらに清掃性の悪い被せものなどは歯周病を悪化させ、虫歯を発症させることも少なくありません。

次回は、これらのリスクにどう対応していくかをお話し出来ればと思います。

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風邪 & インフルエンザを撃退!?免疫力を上げるセルフリンパケア

1月に入り、風邪やインフルエンザが流行しているようです。そこで今回は、免疫力を高めるストレッチをお伝え致します。

デコルテのリンパ節「鎖骨の裏側」をケアしよう

リンパとは・・・「リンパ液」、「リンパ管」、「リンパ節」の総称であり、リンパ系とも呼ばれます。リンパ液は漿液性の液体を指し、血漿成分からできています。血液が栄養や酸素を送る役割を持っているのに対し、リンパは体内で不要になった老廃物や疲労物質を回収して運搬する役目を担っています。毛細血管に入らないほどの老廃物や毒素はリンパ管へと取り込まれ、リンパ液と共にリンパ節へと運ばれます。老廃物や毒素はリンパ節で濾過され血管へと送られたのち、腎臓で濾過され尿となり排出されます。

この一連の流れの中には、文字通りの「排泄機能」と、体を守る「免疫機能」の意味があります。リンパ節で細菌などを濾過することで、全身に細菌が行き渡らないようにしています。さらに管内リンパの主な細胞成分であるリンパ球は、一度対戦したウイルスや細菌の性質を記憶しています。これは次に同じウイルスなどが侵入してきた際に、それに対抗できる抗体の生産を行い素早く外敵を退治し、健康を守ることに繋がっているのです。(デコルテとは、首から胸元に掛けての部分を指す単語です)

デコルテのリンパが滞ると・・・

末端の毛細リンパ管は、最終的に鎖骨奥の「静脈角」から心臓へ戻ります。全身のリンパの流れを良くするには、リンパ管の集まるデコルテ周辺の滞りを改善することが大切です。

冬場は寒さで身体か縮こまり、猫背や巻き肩などにより背中部分の筋肉が硬く緊張してしまいがちです。そしてその影響を受け、身体の前側の筋肉も強張りがちです。このような状態ではリンパ管の集まるデコルテ周辺の筋肉も硬くなってしまい、リンパの流れを滞らせてしまいます。

まずは、胸を大きく開くポーズを行い、リンパの流れを根本から改善することからはじめましょう。硬直して上に引っ張られたデコルテまわりの筋肉を、伸ばしてゆるめるケアを行います。

HOW TO

4本の指を交差させてデコルテ全体を押さえる。吸う息で上を向き、あごを上に突き出して3つカウント。吐く息で戻り、これを3回繰り返して。

© 鎖骨ストレッチ/Photo by Shoko Matsuhashi 鎖骨ストレッチ/Photo by Shoko Matsuhashi

人差し指を鎖骨の上あたりにのせてしっかりと押さえ、首の筋肉まで伸ばすことが、効果的なストレッチのポイントです。

今回は、簡単なデコルテまわりのストレッチの方法をお伝えいたしました。次回も冬場に役立つリンパケアをお伝えしたいと思います。

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インフルエンザにご注意!

いよいよ本格的な受験シーズンが幕を開けました。

この時期、受験生やそのご家族の皆さんが最も心配なさるのは、「インフルエンザにかかること」だと思います。斯く言う私も3年前、受験生の母として「本番当日の発症だけは何としても避けたい」と心から叫んでおりました。

一般的にインフルエンザの予防方法といわれているのは、

  1. インフルエンザワクチンの接種
  2. 手洗い・うがい
  3. マスクの着用

などがあげられますが、実は「口腔ケア」もインフルエンザの感染予防に有効です。

口腔内の細菌が作り出す、ノイラミニダーゼという酵素は、インフルエンザウイルスが粘膜内に侵入するのを増長します。そのため、適切な口腔ケアが行われていないと、インフルエンザに感染するリスクが高くなると言われています。実際に、介護施設の高齢者を対象にした調査では、「適切な口腔ケアを実施した人と、そうでない人のインフルエンザ発症率を比較すると、前者の発症率が後者に比較し1/10になった」という報告もあります。

インフルエンザなどの感染症予防のポイントは、毎食後の歯みがきに加えて、丁寧にしっかり行う就寝前の歯みがきです。就寝中は、唾液の量が減少し、細菌が増殖しやすい環境になります。また、細菌は、舌の上にも多く生息しているため、歯みがきと一緒に舌みがきも忘れず行ってください。口腔内を清潔に保ち、インフルエンザを予防しましょう。

頑張っている受験生の皆さんに、桜が咲きますように・・・

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