
金沢文庫で開業して20年になる 五條歯科医院 です。
新しい年の始まりは、
生活習慣や健康について、少し立ち止まって考える良いタイミングでもあります。
今回は、私たちが日々の診療の中で感じている
「日本の大人の歯科受診の現状」についてお話しします。
◆未処置のむし歯が「約3割」という現実
令和4年(2022年)の歯科疾患実態調査によると、
20代以降の約3割の方が、治療されていないむし歯を持っているとされています。
「そんなに多いの?」と驚かれる方も多いかもしれません。
日本では、
年に1回以上歯科医院に通う人は約5割と言われています。
つまり、残りの半数の方は、歯科を受診しないまま日常を過ごしているということになります。
大人のむし歯は進行がゆっくりで、
痛みや自覚症状が出にくいことが多いため、
「気づいたら進んでいた」というケースが少なくありません。
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◆「痛くなったら行く」から「痛くならないために行く」へ
歯科医院というと、
「削る」「痛い」「怖い」というイメージを持たれている方もいらっしゃいます。
しかし、現在の歯科医療の大きな役割は、
治療よりも“管理”にあります。
定期的に状態を確認することで、
- むし歯を初期の段階で見つけられる
- 削る量を最小限に抑えられる
- 神経を残せる可能性が高まる
- 結果として通院回数や負担が減る
こうしたメリットがあります。
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◆20年間、地域で診療を続けてきて感じること
金沢文庫で20年診療を続ける中で、
はっきりと分かってきたことがあります。
それは、
定期的に通院されている方ほど、年齢を重ねても歯を失いにくいということです。
一方で、
「数年ぶりに痛くなって来院された方」は、
どうしても治療が大きくなりがちです。
これは、患者さんの努力不足ではありません。
歯科との付き合い方の違いによる結果だと私たちは考えています。
新しい年のはじめに、できること
もし、
- ここ数年、
- 歯医者に行っていない
- 痛みはないけれど、少し不安
- 治療ではなく、まず状態を知りたい
そう感じている方がいらっしゃれば、
新しい年のスタートに、ぜひ一度お口のチェックを受けてみてください。
五條歯科医院は、
「削るために通う歯科医院」ではなく、
「歯を守り続けるために通う歯科医院」でありたいと考えています。
2026年も、地域の皆さまのお口の健康を、
長い時間軸で支える存在であり続けます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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